「~だと思うよ」と自分の考えや推測を英語で伝えたいとき、「I think so.」と「I guess so.」、どちらを使えばいいか迷った経験はありませんか?どちらも日本語に訳すと「そう思う」に近いので、ついつい混同してしまいがちですよね。でも、実はこの二つのフレーズ、ネイティブスピーカーは微妙なニュアンスの違いをしっかり使い分けているんです。「なんとなく響きが違うのはわかるけど、具体的にどう違うの…?」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ご安心ください!「I think so.」と「I guess so.」には、確信度や根拠の有無といった点で、はっきりとした違いがあります。この記事では、そんな二つの表現が持つそれぞれの意味合いや使い方、そしてネイティブがどんな感覚でこれらを使い分けているのかを、たくさんの例文を交えながら、とことん分かりやすく解説していきます。これを読めば、あなたも自分の「思う」気持ちの度合いを、英語でより正確に、そして自然に伝えられるようになりますよ!

「think」も「guess」も「思う」だから、どっちでもいいのかなって思ってました…!
「I think so.」と「I guess so.」の基本的な意味と確信度の違い
まず、「I think so.」と「I guess so.」がそれぞれどんな基本的な意味を持っていて、そして最も重要なポイントである「確信の度合い」について、どんな違いがあるのかを見ていきましょう。この核心部分を理解することが、使い分けマスターへの大きな一歩になります!
「I think so.」は比較的確信度が高い「そう思う」
「I think so.」の「think」は、「(理性的に)考える」「判断する」「意見を持つ」といった意味の動詞です。そのため、「I think so.」は、何らかの根拠や理由に基づいて、「おそらくそうだろう」「そうだと考えている」と、比較的確信度が高い意見や判断を表します。100%の確信ではないものの、ある程度の自信を持って「そう思う」と言いたいときに使われます。
日本語の「そう思います」「そうだと考えます」に近いニュアンスで、自分の意見を表明する際の基本的な表現と言えるでしょう。
例文を見てみましょう。
- A: Is it going to rain tomorrow? (明日、雨が降るかな?)
B: I think so. The weather forecast said there’s a high chance of rain. (そう思うよ。天気予報で雨の確率が高いって言ってたから。) ← 天気予報という根拠がある - A: Do you think she will pass the exam? (彼女は試験に合格すると思う?)
B: I think so. She has been studying very hard. (そう思うよ。彼女、すごく一生懸命勉強しているからね。) ← 彼女の努力という根拠がある - “Is this the right way to the station?” “I think so. I remember seeing a sign back there.” (「これは駅への正しい道ですか?」「そうだと思います。あそこで標識を見た記憶があるので。」) ← 標識を見た記憶という根拠

このように、「I think so.」は、全くの当てずっぽうではなく、何かしらの理由や手がかりがあって「そう思う」という場合に使われます。確信度合いで言うと、50%~80%くらいの感覚でしょうか(もちろん、状況や話し手の主観によります)。
「I guess so.」は確信度が低い「たぶんそう思う(けど、自信はない)」
一方、「I guess so.」の「guess」は、「(確かな根拠なしに)推測する」「当てずっぽうで言う」「~ではないかと思う」といった意味の動詞です。そのため、「I guess so.」は、確かな根拠や自信があまりないけれど、「たぶんそうなんじゃないかな」「そうかもしれないね」と、不確かな推測や、少し消極的な同意を表します。
日本語の「そうかなあ」「そんな気がする(けど、はっきりとは分からない)」に近いニュアンスで、自分の意見にあまり自信がないときや、本当はあまり乗り気ではないけれど、とりあえず同意しておく、といった場面でも使われます。
例文を見てみましょう。
- A: Are we going to be late? (私たち、遅刻しそうかな?)
B: I guess so. Traffic is pretty bad. (そうかもね。渋滞がかなりひどいから。) ← 確信はないが、状況から推測 - A: Do you think he likes the gift? (彼、プレゼント気に入ってくれたと思う?)
B: I guess so. He smiled, at least. (そうじゃないかな。少なくとも笑ってはいたし。) ← あまり自信はないが、そうだといいなという感じ - “Are you coming to the party tonight?” “Hmm, I guess so. I don’t have any other plans.” (「今夜パーティーに来る?」「うーん、たぶん行くと思う。他に予定もないし。」) ← あまり乗り気ではないが、一応行くという感じ

このように、「I guess so.」は、確たる証拠や自信がないまま、何となく「そう思う」という場合に使われます。確信度合いで言うと、30%~50%くらいの感覚でしょうか。時には、「本当はそう思いたくないけど、状況的にそう言わざるを得ない」といったニュアンスを含むこともあります。
「guess」には、アメリカ英語の口語で「think」とほぼ同じように「思う」という意味で使われることもありますが、「I guess so.」というフレーズの場合は、やはり「確信度が低い」というニュアンスが基本となります。
表でスッキリ比較!「I think so.」と「I guess so.」の確信度の違い
ここまで「I think so.」と「I guess so.」それぞれの基本的な意味と確信度の違いを見てきましたが、ここで両者の違いを表にまとめて整理してみましょう。
項目 | I think so. | I guess so. |
---|---|---|
主な意味 | (根拠があって)そう思う、そうだと考える | (確信はないが)たぶんそう思う、そうかもしれない |
確信の度合い | 比較的高い (50%~80%程度) | 比較的低い (30%~50%程度) |
根拠の有無 | 何らかの根拠や理由があることが多い | 確かな根拠がないことが多い、当てずっぽう |
ニュアンス | 自分の意見・判断を表明 | 不確かな推測、消極的な同意、乗り気でないことも |
日本語の感覚 | そう思います、そうだと考えます | そうかなあ、そんな気がする、たぶんね |
例文 (雨が降るか) | A: Will it rain? B: I think so. (The forecast said so.) (雨降るかな? そう思うよ。(天気予報が言ってたから。)) | A: Will it rain? B: I guess so. (The sky looks dark.) (雨降るかな? たぶんね。(空が暗いから。)) |
<「I think so.」と「I guess so.」の比較表>
この表からもわかるように、「I think so.」と「I guess so.」の最も大きな違いは、やはり「確信の度合い」と「根拠の有無」です。「think」は理性的な思考や判断、「guess」は直感や不確かな推測、という言葉の持つ基本的なイメージを掴んでおくと、使い分けがしやすくなりますよ。
日本語の「思う」は非常に幅広く使えますが、英語ではその「思う」の確信度によって「think」と「guess」を使い分ける必要があるんですね。ネイティブスピーカーは、このニュアンスの違いを敏感に感じ取っています。

なるほど!「think」は理由があって、「guess」は当てずっぽうな感じなんですね!これは分かりやすい!
「I think so.」「I guess so.」の具体的な使い方と例文:シーン別でマスター!
「I think so.」と「I guess so.」の基本的な意味と確信度の違いがわかったところで、次はもっと具体的に、どんな場面でどちらのフレーズが使われるのか、ネイティブスピーカーの感覚に近づけるように見ていきましょう。日常のさまざまな会話シーンを思い浮かべながら読むと、より実践的な使い方が身につきますよ!
自分の意見や考えを述べるときの「I think so.」
何かに対する自分の意見や考え、判断を述べたいとき、そこにはある程度の理由や根拠があるはずです。そんなときには、自信を持って「I think so.」を使いましょう。
- A: Do you think this new restaurant is good? (この新しいレストラン、美味しいと思う?)
B: Yes, I think so. I read some good reviews online. (うん、そう思うよ。ネットで良いレビューをいくつか読んだからね。) - A: Is she the right person for the job? (彼女はその仕事に適任だと思う?)
B: I think so. She has a lot of experience in this field. (そう思います。彼女はこの分野で多くの経験を持っていますから。) - “Will our team win the game?” “I certainly think so! We’ve been practicing really hard.” (「私たちのチームは試合に勝てるでしょうか?」「間違いなくそう思います!私たちは本当に一生懸命練習してきましたから。」)
※「certainly (確かに)」や「really (本当に)」といった副詞を加えて、確信度をさらに高めることもできます。
これらの例では、話し手は何らかの情報や観察に基づいて「そう思う」と判断しています。「I think so.」は、自分の考えを明確に伝えたいときに非常に役立つフレーズです。
確信が持てない推測や、ためらいがちな同意の「I guess so.」
一方、はっきりとした自信がないまま何かを推測したり、本当はあまり乗り気ではないけれど、相手に合わせてとりあえず同意したりするような場面では、「I guess so.」が使われます。そこには、少し曖昧さやためらいのニュアンスが含まれます。
- A: Will the bus arrive on time? (バスは時間通りに来るかな?)
B: Hmm, I guess so. It usually does, but you never know. (うーん、たぶんね。いつもはそうだけど、どうなるかわからないからね。) ← 確信はないが、一応そうだろうという推測 - A: Do you want to go see that horror movie tonight? (今夜、あのホラー映画見に行かない?)
B: (あまり乗り気ではなさそうに) Well, I guess so. If you really want to. (まあ、いいよ。君が本当に行きたいなら。) ← 消極的な同意 - “Is this enough food for everyone?” “I guess so. We can always order more if needed.” (「これ、みんなに十分な量の食べ物かな?」「たぶん大丈夫じゃないかな。必要ならいつでも追加注文できるしね。」) ← 少し不安だけど、まあ大丈夫だろうという感じ
「I guess so.」は、相手に「あまり自信がないんだな」「本当はあまりそう思ってないのかな?」という印象を与えることがあります。そのため、自分の意見をはっきり伝えたい場面では、避けた方が良い場合もあります。
質問に対する肯定的な返事としての「I think so.」
誰かからの質問に対して、「はい、そうだと思います」と肯定的に答える場合、「Yes, I think so.」という形で「I think so.」がよく使われます。これは、単に「Yes.」と答えるよりも、少し丁寧で、自分の考えに基づいた返答であるというニュアンスが加わります。
- A: Is Mr. Smith in his office now? (スミスさんは今オフィスにいますか?)
B: Yes, I think so. I saw him go in a few minutes ago. (はい、そうだと思います。数分前に彼が入っていくのを見ましたので。) - A: Did you remember to lock the door? (ドアの鍵、閉めるの覚えてた?)
B: I think so. Let me double-check. (そう思うけど…。ちょっと確認させて。) ← 100%の自信はないが、おそらく閉めたはずだという記憶
「Yes」を伴うことで、肯定の意思がより明確になりますね。
質問に対する曖昧な、あるいは不確かな返事としての「I guess so.」
同様に、質問に対して「うーん、たぶんそうじゃないかなあ」と、あまり自信のない、曖昧な返事をしたいときには、「Well, I guess so.」や「I suppose so.」といった形で「I guess so.」が使われます。
- A: Will you be able to finish the report by tomorrow? (明日までに報告書を終えられそうですか?)
B: Well, I guess so. I’ll do my best. (ええと、たぶん大丈夫だと思います。ベストは尽くします。) ← 絶対的な自信はないが、努力はするというニュアンス - A: Is this the cheapest option? (これが一番安い選択肢ですか?)
B: I suppose so, but I should check again. (そうだと思いますが、もう一度確認した方がいいですね。)
※「I suppose so.」も「I guess so.」と非常によく似た意味で、「(確信はないが)そう思う」という不確かな推測を表します。「guess」よりも少しだけフォーマルな響きがあると言われることもあります。
「I suppose so.」は、「I guess so.」の言い換え表現として覚えておくと便利です。どちらも、自分の意見に完全な自信がないことを示唆します。
「I don’t think so.」と「I don’t guess so.」の違いはある?
じゃあ、否定の「そう思わない」って言いたいときは、「I don’t think so.」と「I don’t guess so.」どっちを使えばいいんですか?
良い質問ですね! 結論から言うと、「そう思わない」という否定的な意見を述べるときは、「I don’t think so.」を使うのが一般的です。「I don’t guess so.」という言い方は、文法的には可能ですが、あまり自然な英語ではなく、ネイティブスピーカーはほとんど使いません。
- I don’t think so.: そうは思わない。/そうではないと思う。
「I think so.」の単純な否定形で、自分の意見として「そうではない」と判断していることを明確に伝えます。
例: A: Is it going to be sunny all day? (一日中晴れるかな?)
B: I don’t think so. I saw some dark clouds. (そうは思わないな。暗い雲を見たから。)
なぜ「I don’t guess so.」があまり使われないかというと、「guess」自体が「確かな根拠なしに推測する」という意味なので、それを否定すると「確かな根拠なしにそうではないと推測する」という、少し回りくどく不自然なニュアンスになってしまうからです。「そうではないと思う」とストレートに言いたい場合は、「I don’t think so.」の方がずっと簡潔で分かりやすいのです。
もし、「たぶんそうじゃないと思うんだけどなあ(自信ないけど)」というニュアンスを伝えたいのであれば、「I guess not.」という言い方があります。これは「I guess (that it is) not so.」が省略された形で、「そうではないと推測する(確信はない)」という意味になります。
- I guess not.: そうではないと思う(けど、自信はない)。
例: A: Is he coming to the party? (彼はパーティーに来るのかな?)
B: I guess not. He said he was busy. (来ないんじゃないかな。忙しいって言ってたし。)
まとめると:
- 肯定:I think so. (そう思う) / I guess so. (たぶんそう思う)
- 否定:I don’t think so. (そうは思わない) / I guess not. (たぶんそうではないと思う)
この使い分けを覚えておきましょう!


「I don’t guess so.」って言わないんですね!これは知らなかったです!「I guess not.」かあ…。
「I think so.」「I guess so.」以外の「そう思う」の表現バリエーション
「I think so.」と「I guess so.」は、「そう思う」という気持ちを伝える際の基本となるフレーズですが、英語には他にも様々なニュアンスで「そう思う」を表現する方法があります。ここでは、より感情豊かに、あるいはより丁寧に自分の考えを伝えるためのバリエーションをいくつかご紹介します。これらを使いこなせれば、あなたの英会話はもっと自然で洗練されたものになりますよ!
より強い確信を表す「I believe so.」「I’m sure of it.」
「I think so.」よりもさらに確信度が高い、「間違いなくそう思う」「そうだと固く信じている」という気持ちを表したいときには、以下のような表現が使えます。
- I believe so. (そう信じています。/きっとそうだと思います。)
「believe (信じる)」という言葉が使われている通り、「think」よりも強い信念や確信を伴う「そう思う」です。客観的な根拠だけでなく、自分の信念や経験に基づいている場合にも使われます。ややフォーマルな響きがあります。 - I’m sure of it. / I’m certain of it. (そのことを確信しています。/間違いありません。)
「sure (確信している)」や「certain (確かな)」といった言葉で、疑いの余地がないほど強く「そう思う」という気持ちを表します。100%に近い確信度です。 - I’m pretty sure (that)… / I’m fairly certain (that)… (かなり確信しています。/ほぼ間違いないと思います。)
「pretty (かなり)」や「fairly (相当に)」といった副詞を加えることで、非常に高い確信度を示しつつも、100%断定するのをわずかに避けるニュアンスも出せます。 - No doubt about it. / Without a doubt. (それについては疑いの余地がない。/間違いなくそうです。)
「doubt (疑い)」を否定することで、絶対的な確信を表す強い表現です。
例文:
- A: Will our team succeed? (私たちのチームは成功するでしょうか?)
B: I believe so. We have a great team and a solid plan. (そう信じています。私たちには素晴らしいチームと堅実な計画がありますから。) - A: Are you sure this is the right address? (これが正しい住所だと確信していますか?)
B: Yes, I’m sure of it. I checked it twice. (はい、間違いありません。2回確認しました。)
これらの表現は、自分の意見に強い自信があるときや、相手を安心させたいときに使うと効果的です。
より丁寧な、あるいは控えめな「そう思います」
自分の意見を述べつつも、相手に配慮したり、断定的な響きを和らげたりしたい場合には、より丁寧で控えめな言い方があります。
- I suppose so. (そうだと思います(が、確信はありません)。)
「I guess so.」と非常に似ていますが、少しだけフォーマルで、より「推測」のニュアンスが強いと言われます。自分の意見にあまり自信がないことを示唆しつつ、相手に合わせるような響きもあります。 - I would imagine so. / I imagine so. (そうだろうと思います。/そう想像します。)
「imagine (想像する)」という言葉を使うことで、直接的な知識や経験に基づいていない、あくまで自分の推測であることを示します。丁寧で間接的な言い方です。 - It seems so. / It appears so. (そうみたいですね。/そのように見えますね。)
自分の直接的な意見というよりは、状況や見た目から判断して「そうらしい」と述べる、客観的なニュアンスの表現です。「seem (~のように見える)」や「appear (~のように現れる)」が使われています。 - That seems to be the case. (そのようですね。/そういうことのようですね。)
「It seems so.」と似ていますが、より状況を指す「case (場合、事実)」という言葉を使うことで、少しフォーマルな響きになります。
例文:
- A: Do you think they will accept our proposal? (彼らは私たちの提案を受け入れてくれると思いますか?)
B: I suppose so. It’s a reasonable offer. (そうだといいのですが。妥当な提案ではありますからね。) ← 少し自信なさげ - A: Is everyone ready for the meeting? (みんな会議の準備はできていますか?)
B: It seems so. Everyone is in the conference room. (そのようですね。全員会議室にいます。) ← 状況からの判断
これらの丁寧な表現は、ビジネスシーンや、あまり親しくない相手との会話で、自分の意見を押し付けずに、かつ相手に配慮を示しながら伝えたいときに役立ちます。
同意や相槌としての「そう思うよ」
相手の言ったことに対して、「うんうん、そうだね」「私もそう思うよ」と同意や相槌を打ちたいときの「そう思う」のバリエーションです。これらは、会話をスムーズに進める潤滑油のような役割を果たします。
- I agree. (同感です。/賛成です。)
相手の意見や考えに明確に同意するときの基本的な表現です。 - That’s true. (それは本当だね。/確かにそうだね。)
相手の言ったことが事実であると認める、強い同意の表現です。 - Exactly! / Absolutely! / Definitely! (その通り!/全くもってそうだ!/間違いなくね!)
相手の意見に強く共感し、全面的に同意するときの、感情のこもった表現です。 - You can say that again! (本当にその通りだね!/全く同感だよ!)
相手の言ったことに心から同意し、「もう一度言ってくれてもいいくらいだ(それくらい賛成だ)」という気持ちを表す、口語的なイディオムです。 - I feel the same way. (私も同じように感じます。)
相手の感情や意見に共感していることを伝える、優しい表現です。
例文:
- A: This new restaurant is really good, isn’t it? (この新しいレストラン、本当に美味しいよね?)
B: Absolutely! I’ll definitely come here again. (全くその通り!絶対にまたここに来るよ。) - A: I think we need to reconsider our strategy. (私たちは戦略を再考する必要があると思うんだ。)
B: I agree. Let’s discuss it in the next meeting. (同感です。次の会議で話し合いましょう。)
これらの同意の表現は、「I think so.」よりもさらに積極的に相手の意見を肯定し、会話にリズムを生み出します。

「You can say that again!」は、直訳すると「あなたはそれをもう一度言うことができる」ですが、実際には「もう一度聞きたいくらい、あなたの意見に賛成だ!」という強い同意を表す面白い表現ですね。皮肉で使われることもあるので、文脈には注意が必要ですが、基本的にはポジティブな同意のサインです。
「I suppose so.」と「I guess so.」って、どっちを使ってもいいんですか?違いがよく分からないです…。
とても良い質問ですね!「I suppose so.」と「I guess so.」は、どちらも「確信はないけれど、たぶんそう思う」という不確かな推測を表す点で非常によく似ています。ネイティブスピーカーでも、明確に使い分けていない場合も多いかもしれません。
あえて違いを挙げるなら、
- I guess so.: より口語的でカジュアル。直感的な「当てずっぽう」のニュアンスが強い。「まあ、そんな感じかな」という軽い気持ち。
- I suppose so.: ややフォーマル。「仮定する」「想定する」という理性的な思考が少し入るが、やはり確信はない。「おそらくそうだろうと推測はできるが…」という、少し慎重な感じ。相手に合わせる、あるいは仕方なく同意するニュアンスも出やすい。
といった程度の違いでしょうか。日常会話では「I guess so.」の方が頻繁に使われる傾向があるかもしれません。「suppose」は、少しだけ硬い印象を与えることがあります。どちらを使っても大きな間違いにはなりませんが、迷ったらより口語的な「I guess so.」を使うか、あるいは「Maybe. (たぶんね。)」のようなもっとシンプルな言葉でぼかすのも一つの手ですね。

「I believe so.」と「I’m sure of it.」は、すごく自信があるときに使うんですね!かっこいい!でも、なかなか使う機会がなさそう…(笑)
まとめ:「I think so.」と「I guess so.」を使い分けて、確信度を正確に伝えよう!
今回は、英語で「そう思う」という気持ちを伝える際の重要キーワード、「I think so.」と「I guess so.」の違い、そしてそれ以外の様々な表現について、詳しく解説してきました。これで、もう自分の意見や推測の確信度合いを英語で表現するのに迷うことは少なくなるはずです!最後に、この記事で学んだ大切なポイントを、もう一度簡潔にまとめておさらいしましょう。
- I think so. は、何らかの根拠や理由に基づいて「そう思う」「そうだと考える」という、比較的確信度の高い意見や判断を表します。(確信度:50%~80%程度)
- I guess so. は、確かな根拠や自信があまりないけれど「たぶんそう思う」「そうかもしれない」という、不確かな推測や消極的な同意を表します。(確信度:30%~50%程度)
- 否定の「そうは思わない」は「I don’t think so.」、「たぶんそうではないと思う(自信なし)」は「I guess not.」を使うのが一般的です。「I don’t guess so.」はあまり使いません。
- より強い確信を表すなら、「I believe so.」や「I’m sure of it.」。
- より丁寧な、あるいは控えめな推測なら、「I suppose so.」や「I would imagine so.」、「It seems so.」。
- 相手への強い同意や相槌なら、「Exactly!」「Absolutely!」「You can say that again!」。
- 使い分けの最大の鍵は、「確信の度合い」と「根拠の有無」です。ネイティブスピーカーは、このニュアンスの違いを敏感に感じ取っています。
- 言葉だけでなく、声のトーンや表情、そして前後の文脈も、相手に与える印象を大きく左右します。
日本語の「思う」という言葉は非常に幅広く、曖昧さも許容される便利な言葉ですが、英語ではその「思う」の度合いや根拠を、より明確に言葉で表現し分けることが求められます。「I think so.」と「I guess so.」の使い分けは、まさにその典型例と言えるでしょう。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、それぞれのフレーズが持つコアなニュアンスを意識し、たくさんの例文に触れたり、実際の会話で使ってみたりするうちに、だんだんとネイティブスピーカーの感覚が身についてきます。自分の言葉に責任を持ち、相手に誤解を与えないように、より正確な表現を選ぶことは、円滑なコミュニケーションの第一歩です。
この記事で紹介した様々な英語フレーズや考え方が、あなたの「思う」気持ちの表現力を高め、英語でのコミュニケーションをさらに豊かで楽しいものにするための一助となれば幸いです。これからも、言葉の繊細なニュアンスを楽しみながら、英語学習を続けていってくださいね!

「I think so.」と「I guess so.」の違い、やっとスッキリしました!これからは自信を持って使い分けられそうです!ありがとうございました!
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