原級比較の慣用表現を極める!as … as を使った頻出フレーズ集

英文法

英語で「AとBは同じくらい~だ」と表現する原級比較 “as … as …”。基本的な使い方はわかったけれど、「as soon as possible ってどういうこと?」「not so much A as B って、なんだか難しそう…」なんて、”as … as …” を使った色々な表現に出会って、頭を抱えてしまった経験はありませんか? 実は、原級比較の “as … as …” は、たくさんの便利な慣用表現(イディオム)を生み出す、とっても表現力豊かな形なんです。英語学習を始めたばかりの方や、中学生、高校生、そして大学受験やTOEICでハイスコアを目指す皆さんにとって、これらの慣用表現をマスターすることは、英語の理解力を深め、より自然でこなれた表現力を身につけるための大きな一歩になりますよ。

「慣用表現って、丸暗記するしかないの?」「似たようなフレーズが多くて混乱しちゃう!」そんな声が聞こえてきそうですね。でも大丈夫!この記事では、そんな皆さんのために、原級比較 “as … as …” を使った重要な慣用表現を厳選し、それぞれの意味や使い方、そしてなぜそのような意味になるのかという背景まで、具体的な例文をたっぷり使いながら、一つひとつ丁寧に解説していきます。この記事を読み終わる頃には、きっと原級比較の慣用表現の面白さに気づき、自信を持って使いこなし、あなたの英語表現の引き出しが格段に増えているはずです!

AYUMI
AYUMI

“as … as …” の慣用表現、いっぱいありそうだけど、これでスッキリわかるかな?

原級比較の慣用表現の基本 – なぜ “as … as” が色々な意味になるの?

まずは、なぜ “as … as …” というシンプルな形から、様々な意味を持つ慣用表現が生まれるのか、その基本的な考え方を見ていきましょう。「同じくらい」というコアな意味が、色々な文脈で発展していくんです。

“as … as” の基本的な意味「~と同じくらい…」が土台

原級比較の “as + 形容詞/副詞の原級 + as B” が「Bと同じくらい~だ」という意味を表すことは、もう皆さんご存知ですよね。この「同等性」や「同じ程度」を示すコアな意味が、様々な慣用表現の土台となっています。

最初の “as” は副詞で「同じくらい」と程度を表し、2番目の “as” は接続詞や前置詞として「~と比べて」「~のように」と比較の対象や基準を示します。この二つの “as” の間に挟まれる形容詞や副詞、そして比較の対象Bとの組み合わせによって、多様なニュアンスが生まれてくるのです。

例えば、

  • He is as tall as his father. (彼は父親と同じくらい背が高い。)

    → 「高さ」という点で「彼」と「父親」が「同じ程度」であることを示しています。

この基本構造を頭に入れておくと、これから紹介する慣用表現も、「ああ、これも『同じくらい』という考え方が元になっているんだな」と理解しやすくなりますよ。

慣用表現とは? – 決まった形で特別な意味を持つフレーズ

慣用表現(イディオム)とは、複数の単語が結びついて、それぞれの単語が元々持つ意味だけからは推測しにくい、特別な意味を持つようになった決まり文句のことです。多くの場合、比喩的な意味合いを含んでいたり、特定の状況で使われることが多かったりします。

“as … as …” を使った慣用表現も、この「決まった形」と「特別な意味」を持っています。一つひとつの単語の意味を追うだけでは全体の意味が掴みにくいこともあるので、フレーズごと覚えてしまうのが効果的です。しかし、その成り立ちや元の意味を少し意識することで、より記憶に残りやすくなりますし、応用も効くようになります。

“as … as …” の慣用表現は、日常会話からビジネスシーン、さらには文学作品に至るまで、本当に幅広く使われています。 これらを使いこなせると、あなたの英語は格段に自然で、表現力豊かなものになりますよ。

慣用表現は、言語の文化や歴史とも深く関わっていることが多く、その背景を知るのも面白いですよ。今回は、まず「使える」ようになることを目標に、頻出のものを中心に見ていきましょう!

AYUMI
AYUMI

へぇ~、”as … as” が基本なんだね!慣用表現って、なんだか言葉の魔法みたい!


頻出!覚えておきたい原級比較の重要慣用表現

それでは、日常会話や試験でも本当によく使われる、”as … as …” を使った重要な慣用表現を、意味や使い方とともに詳しく見ていきましょう。これらは英語のコミュニケーションに欠かせないものばかりです!

as … as possible / as … as S can – 「できるだけ~」「可能な限り~」

これは、原級比較の慣用表現の中でも、おそらく最もよく使われるものの一つでしょう。“as + 形容詞/副詞の原級 + as possible” または “as + 形容詞/副詞の原級 + as + 主語 + can (または could)” の形で、「できるだけ~」「可能な限り~」という意味を表します。

使い方と例文:

  • Please come back as soon as possible. (できるだけ早く戻ってきてください。)

    (略して ASAP とも言いますね。「アサップ」や「エイサップ」と読みます。)

  • We need to gather as much information as possible. (私たちはできるだけ多くの情報を集める必要がある。)
  • He ran as fast as he could to catch the train. (彼は電車に間に合うように、できるだけ速く走った。)

    (主節の動詞が過去形 (ran) なので、こちらも could と過去形になっています。)

  • Speak as clearly as you can. (できるだけはっきりと話してください。)
  • I want to save as much money as possible for my trip. (旅行のためにできるだけ多くのお金を貯めたい。)

ニュアンス:

  • “possible” を使う場合は、客観的に「可能な範囲で最大限に」というニュアンスです。
  • “主語 + can/could” を使う場合は、その主語の能力や状況の範囲内で「できる限り」というニュアンスが強まります。

どちらの形も意味はほぼ同じで、置き換え可能な場合が多いです。この表現は、依頼、指示、目標設定など、様々な場面で活用できます。

ASAP はメールやチャットなどでもよく使われる略語なので、覚えておくと便利ですよ! ただし、相手によっては少し急かしているように感じられる場合もあるので、使う場面には少し注意が必要かもしれませんね。

not so much A as B / not A so much as B – 「AというよりむしろB」

これも非常に重要な慣用表現で、“not so much A as B” または “not A so much as B” の形で、「AというよりはむしろBだ」「Aである以上にBだ」という意味を表します。AとBには、名詞、形容詞、動詞(句)、節など、文法的に対等な要素が入ります。

この表現の核心は、Aを否定し、Bを肯定・強調する点にあります。「Aじゃないとは言わないけど、本質はBの方なんだよ」「Aという側面もあるかもしれないけど、より強く当てはまるのはBなんだ」というニュアンスです。

使い方と例文:

  • He is not so much a teacher as a researcher. (彼は教師というよりはむしろ研究者だ。)

    (= He is a researcher rather than a teacher.)

  • The success was due not so much to luck as to hard work. (その成功は運というよりはむしろ努力によるものだった。)
  • She was not so much surprised as frightened. (彼女は驚いたというよりはむしろ怖がっていた。)
  • It is not what he said so much as how he said it that angered me. (私を怒らせたのは、彼が何を言ったかというよりはむしろ、その言い方だった。)

    (この例では、”not A so much as B” の語順になっています。)

  • The problem is not so much a lack of money as a lack of planning. (問題はお金の不足というよりはむしろ計画の不足だ。)

ポイント:

  • 最初の as の代わりに so を使うのが一般的です。(not as much A as B も間違いではありませんが、not so much の方がよく使われます。)
  • AとBは、比較されるべき対照的な概念であることが多いです。
  • Bの方がより本質的、あるいはより重要であることを示唆します。

この表現は、物事の本質を見抜いたり、誤解を解いたり、あるいは自分の意見を効果的に伝えたりするのに役立ちます。少し複雑に見えますが、意味を理解すれば非常に便利な表現です。

as many as + 数詞 (+名詞) / as much as + 数量 (+名詞) – 「(驚くほど)~も多くの」

“as many as + 数詞 (+ 複数名詞)”“as much as + 数量 (+ 不可算名詞)” は、「(話し手が驚くほど)~もの多くの(数の/量の)」という意味を表し、その数や量の多さを強調します。

使い方と例文 (as many as):

  • There were as many as 1,000 people at the event. (そのイベントには1000人もの人々がいた。)

    → 単に「1000人いた」と言うよりも、その数の多さに驚いているニュアンス。

  • She has visited as many as 20 countries. (彼女は20カ国もの国を訪れたことがある。)
  • He made as many as five mistakes in one sentence. (彼は一文で5つもの間違いをした。)

使い方と例文 (as much as):

  • This bag cost as much as 50,000 yen. (このカバンは5万円もの値段がした。)
  • He drinks as much as three liters of water a day. (彼は1日に3リットルもの水を飲む。)
  • She donated as much as she could to the charity. (彼女は慈善団体にできる限り多くのお金を寄付した。)

    → この場合は「できる限りの多くの量」という意味。

ポイント:

  • many は数えられる名詞、much は数えられない名詞に使います。
  • 単に事実を述べるのではなく、話し手の「多いなあ!」という感情や驚きを込める表現です。

逆に、as few as + 数詞 (+名詞) / as little as + 数量 (+名詞) は、「(驚くほど)わずか~しか(ない)」と、その数や量の少なさを強調します。

  • The new product sold out in as little as two hours. (その新製品はわずか2時間という短さで売り切れた。)
  • He finished the marathon in as few as three hours. (彼はわずか3時間という少なさでマラソンを完走した。) ※この few は hours にかかっています。

これらの表現は、数字の持つインパクトを強めたいときに効果的です。

as long as S + V – 「SがVする限りは」「SがVする間は」

“as long as + 主語 + 動詞” は、接続詞のように機能し、主に二つの意味を表します。

  1. 条件: 「~しさえすれば」「~する限りにおいては」

    ある条件が満たされている間は、主節の状況が続く、あるいは可能であることを示します。”if” や “on condition that” に近い意味合いです。

    例: You can stay here as long as you keep quiet. (静かにしている限りは、ここにいてもいいですよ。)

    例: As long as you try your best, the result doesn’t matter. (最善を尽くしさえすれば、結果は問題ではない。)

    例: I don’t mind what you do, as long as you are happy. (君が幸せでありさえすれば、君が何をしようと気にしないよ。)

  2. 期間: 「~する間(ずっと)」

    ある状態や行動が継続する期間を示します。”while” に近い意味合いです。

    例: I will remember this day as long as I live. (生きている間はずっと、この日のことを覚えているだろう。)

    例: You can use my car as long as I’m not using it. (私が使っていない間は、私の車を使っていいですよ。)

“as long as” が「条件」と「期間」のどちらの意味で使われているかは、文脈から判断する必要があります。 多くの場合、未来や現在の仮定的な状況について述べている場合は「条件」、過去から未来への継続を表している場合は「期間」と解釈できます。

“as long as” は、契約書などのフォーマルな文書で条件を示すのにも使われますし、日常会話で「~ならいいよ」と許可を与えるときにも便利な表現ですね。

「ソラで言えるかな? “as long as” と “as far as” の違い!」 (ヒント: far は「距離・範囲」に関連します。次の項目で解説!)

AYUMI
AYUMI

as soon as possible はよく使うけど、not so much A as B は初めて聞いた!でも、意味がわかると便利そう!as many as も驚きを表すんだね!


まだまだある!原級比較の応用的な慣用表現

基本的な重要表現に加えて、さらに覚えておくと表現の幅が広がる、少し応用的な原級比較の慣用表現も見ていきましょう。これらを使いこなせれば、あなたも立派な英語上級者です!

as far as S + V – 「SがVする限りでは」「Sの知る/見る限りでは」

“as far as + 主語 + 動詞” も、接続詞のように機能し、「~する範囲では」「~の限りでは」と、知識、意見、見える範囲、関係する範囲などを限定する意味を表します。

使い方と例文:

  • As far as I know, he is still single. (私の知る限りでは、彼はまだ独身だ。)

    → 自分の知識の範囲がそこまでだ、という限定。断定を避けるニュアンス。

  • As far as I can see, there are no problems. (私が見る限りでは、問題はないようだ。)

    → 自分の視界や判断の範囲内での話。

  • As far as the eye can reach/see, there was nothing but desert. (見渡す限り、砂漠しかなかった。)

    → 視界の限界まで、という意味。

  • As far as I am concerned, I have no objection to the plan. (私に関する限りでは、その計画に異議はない。)

    → 「私個人の意見としては」というニュアンス。

  • The rule applies as far as this area is concerned. (その規則はこの地域に関する限り適用される。)

“as long as” と “as far as” の違い:

  • as long as: 主に「時間的な継続」または「条件」を表す。

    「(時間的に)~する間はずっと」「(条件として)~しさえすれば」

  • as far as: 主に「空間的な範囲」または「知識・意見などの限定」を表す。

    「(空間的に)~まで」「(限定的に)~の範囲では」

この二つは混同しやすいので、コアイメージ(long は「長さ・時間」、far は「距離・範囲」)で区別すると良いでしょう。

as … as any (+ 単数名詞) – 「誰[何]にも劣らず~な」「どの~と比べても遜色なく~な」

“as + 形容詞/副詞の原級 + as any (+ 単数名詞)” は、「他のどの~と比べても同じくらい~だ」という意味から転じて、「誰[何]にも劣らず~だ」「どの~にも引けを取らないくらい~だ」という、実質的に最上級に近い強調の意味を表します。

使い方と例文:

  • He is as brave as any soldier. (彼はどの兵士にも劣らず勇敢だ。= 彼は非常に勇敢な兵士だ。)
  • This restaurant is as good as any in the city. (このレストランは市内のどのレストランにも劣らず素晴らしい。= このレストランは市内で最高レベルだ。)
  • She can sing as beautifully as any professional singer. (彼女はどのプロの歌手にも劣らず美しく歌える。)

この表現は、直接的に「一番だ」と言うのを避けつつも、対象が非常に高いレベルにあることを示唆する、少し控えめながらも強い肯定のニュアンスを持ちます。”any” の後には、比較対象となるグループを表す単数名詞が来ることが多いです (any soldier, any restaurant など)。

as good as ~ – 「~も同然だ」「ほとんど~」

“as good as + 形容詞/名詞/過去分詞/副詞など” は、「(質や状態が)~と同じくらい良い」という意味から発展して、「~も同然だ」「ほとんど~と言っていい」という、非常に近い状態や、ほぼ完了していることを表す便利な慣用表現です。

使い方と例文:

  • The repair work is as good as finished. (修理作業は終わったも同然だ。)

    (= The repair work is almost finished.)

  • This old car is as good as new after being repaired. (この古い車は修理されて新品同様だ。)
  • He as good as admitted his guilt. (彼は自分の罪を認めたも同然だった。)

    (= He virtually admitted his guilt.)

  • The battle was as good as lost. (その戦いは負けたも同然だった。)
  • She gave him what was as good as a promise. (彼女は彼に約束も同然のものを与えた。)

この表現は、文字通りの「同じくらい良い」という意味ではなく、「実質的に~と同じ状態だ」という比喩的な意味で使われることが多いので注意が必要です。後に続く語句の品詞も様々です。

A as well as B – 「BだけでなくAもまた」(Aに重点)

“A as well as B” は、「Bと同じくらいうまくAも」という意味が元になり、「BだけでなくAもまた~だ」「Bと同様にAも~だ」という意味を表す重要な接続表現です。ポイントは、意味の中心・強調点はAの方にあるということです。

使い方と例文:

  • She can speak French as well as English. (彼女は英語だけでなくフランス語もまた話せる。)

    (= Not only English but also French. 英語はもちろんのこと、フランス語もできるんだよ、というニュアンス。)

  • He is intelligent as well as kind. (彼は親切であるだけでなく頭も良い。)
  • My parents as well as my brother are coming to the party. (私の兄[弟]だけでなく私の両親もまたパーティーに来ます。)

    ※ このように “A as well as B” が主語になる場合、動詞の形はAに一致します。 (My parents are …)

    (cf. Not only my brother but also my parents are coming. の場合は B に一致。)

“not only B but also A” とほぼ同じ意味を表しますが、”as well as” の方がAに置かれた情報がより新しい、あるいは強調したい情報であるというニュアンスが強くなることがあります。

“A as well as B” が主語のときの動詞の一致は、TOEICなどの文法問題で頻出です! 「Aの方に合わせる!」としっかり覚えておきましょう。

as … as ever – 「相変わらず~な」「いつものように~な」

“as + 形容詞/副詞の原級 + as ever” は、「今までと同じくらい~だ」という意味で、「相変わらず~だ」「いつものように~だ」と、状態や様子が変わらないことを表します。

使い方と例文:

  • She is as cheerful as ever. (彼女は相変わらず元気いっぱいだ。)
  • He works as hard as ever, even though he is over 70. (彼は70歳を超えているが、相変わらずよく働く。)
  • The coffee shop was as crowded as ever. (そのコーヒーショップはいつものように混雑していた。)

この表現は、久しぶりに会った人の変わらない様子や、いつも通りの状況を描写するのに便利ですね。

これらの慣用表現は、一つひとつは短いフレーズですが、知っていると英語のニュアンスがより深く理解でき、自分でも表現豊かなコミュニケーションが取れるようになります。まるで言葉のアクセサリーみたいですね!

AYUMI
AYUMI

as far as とか as good as とか、こんなに色々あるんだ!as well as の動詞の一致は気をつけないと!でも、覚えたら絶対自慢できそう!


まとめ – 原級比較の慣用表現を使いこなし、英語表現の幅を無限大に!

今回は、「AはBと同じくらい~だ」という基本的な意味を持つ原級比較 “as … as …” が、どのようにして様々な意味豊かな慣用表現へと発展していくのか、その代表的なフレーズをたくさん見てきました。これで、今まで単なる比較の形としか捉えていなかった “as … as …” が、もっと奥深く、もっと面白い表現だということに気づいていただけたのではないでしょうか。

最後に、この記事で学んだ原級比較の重要な慣用表現をまとめておきましょう。

  • as … as possible / as … as S can: 「できるだけ~」「可能な限り~」

    例: Please call me back as soon as possible.

  • not so much A as B / not A so much as B: 「AというよりむしろB」

    例: He is not so much a scholar as a poet.

  • as many as + 数詞 (+名詞) / as much as + 数量 (+名詞): 「(驚くほど)~も多くの」

    例: There were as many as one hundred guests.

  • as long as S + V: 「SがVする限りは(条件)」「SがVする間は(期間)」

    例: You can use my bike as long as you return it by tomorrow.

  • as far as S + V: 「SがVする限りでは(範囲・限定)」

    例: As far as I know, she is honest.

  • as … as any (+ 単数名詞): 「誰[何]にも劣らず~な」

    例: This view is as beautiful as any I have ever seen.

  • as good as ~: 「~も同然だ」「ほとんど~」

    例: The game is as good as over.

  • A as well as B: 「BだけでなくAもまた」(Aに重点、動詞はAに一致)

    例: He plays the guitar as well as the piano.

  • as … as ever: 「相変わらず~な」「いつものように~な」

    例: She looked as charming as ever.

これらの慣用表現は、英語のコミュニケーションをよりスムーズに、より豊かに、そしてより正確にするための強力な武器です。一つひとつのフレーズが持つ微妙なニュアンスや、使われる状況を理解し、自分でも使えるように練習することで、あなたの英語力は格段に向上するでしょう。

最初は、たくさんの表現があって覚えるのが大変だと感じるかもしれません。でも、基本的な “as … as” の「同じくらい」というイメージを常に持ちながら、それぞれのフレーズがどんな「特別感」をプラスしているのかを意識すると、より記憶に残りやすくなります。そして、何よりも、映画を見たり、本を読んだり、実際に会話したりする中で、これらの表現に「出会う」ことが大切です。「あ、これ習ったやつだ!」という経験を積み重ねることで、だんだんと自分のものになっていきますよ。

この記事が、皆さんの英語学習の旅において、原級比較の慣用表現という宝の山を発見し、より自由で生き生きとした英語の世界へと踏み出すための一助となれば、これ以上嬉しいことはありません。楽しみながら、言葉の持つ無限の可能性を探求していってくださいね!

AYUMI
AYUMI

原級比較の慣用表現、こんなにたくさんあるなんて知らなかった!でも、これで英語の表現力がアップしそう!頑張って覚えるぞー!

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