英語の文って、なんだか種類がたくさんあって「どれをどう使えばいいの?」って混乱しちゃいませんか?「これは普通の文?」「これは否定?」「疑問文にも種類があるの?」なんて、考え出すとキリがないですよね。特に、肯定文、否定文、疑問文、命令文、感嘆文…なんて言葉を聞くと、難しく感じてしまうかもしれません。
でも、大丈夫!この記事を読めば、英語の基本的な文の種類(肯定文、否定文、付加疑問文、命令文、感嘆文)が、それぞれの作り方から使い方、微妙なニュアンスの違いまで、スッキリ理解できるようになりますよ。英語の土台となる部分なので、ここをしっかり押さえておけば、今後の英語学習がぐっと楽になります。基礎から丁寧に解説していくので、英語に自信がない方でも安心してくださいね。一緒に英語表現の幅を広げていきましょう!

英文の基本って、意外とごちゃごちゃになりやすいんですよね…。整理して理解したいです!
英語のキホン!肯定文と否定文の作り方と使い方
まずは、英語の文の中で最も基本的で、一番よく使う「肯定文」と「否定文」について見ていきましょう。この2つは、英語でコミュニケーションをとる上での土台になるものです。しっかりマスターしていきましょうね!
肯定文:事実や意見を「肯定」する基本の形
肯定文(こうていぶん)というのは、簡単に言うと「~です」「~します」という、何かを「そうだよ」と肯定する文のことです。事実を述べたり、自分の意見を伝えたりする時に使う、ごく普通の文ですね。
例えば、「私は学生です」とか「彼はテニスをします」といった文が肯定文にあたります。
肯定文の基本的な語順は、「主語(S)+ 動詞(V)」が中心になります。文の種類によっては、その後に目的語(O)や補語(C)が続くこともあります。
動詞には大きく分けて「be動詞」と「一般動詞」の2種類がありますが、どちらを使うかで少し形が変わります。
be動詞の肯定文
be動詞は、「~です」「~である」「~にいる」といった意味を表し、主語と後ろに来る語(名詞や形容詞など)をイコール(=)で結びつける働きがあります。
be動詞は主語によって形が変わるので注意が必要ですね。
- I am a student. (私は学生です。) → 主語 I のときは am
- You are kind. (あなたは親切です。) → 主語 You のときは are
- He is tall. (彼は背が高いです。) → 主語が三人称単数(He, She, It など)のときは is
- She is in the library. (彼女は図書館にいます。)
- It is sunny today. (今日は晴れです。)
- We are hungry. (私たちはお腹が空いています。) → 主語が複数のとき (We, They など) は are
- They are good friends. (彼らは良い友達です。)
be動詞は主語に合わせて am, are, is を使い分けるのがポイントですよ!現在形だけでなく、過去形 (was, were) もあります。
一般動詞の肯定文
一般動詞は、be動詞以外のすべての動詞のことです。「走る(run)」「食べる(eat)」「勉強する(study)」など、具体的な動作や状態を表します。
一般動詞の肯定文も、基本の語順は「主語 + 動詞」です。ただし、主語が三人称単数(He, She, It など)で、文が現在形の場合、動詞の最後に -s や -es をつけるというルールがあります。これはよく間違えやすいポイントなので、しっかり覚えておきましょう!
- I play the piano. (私はピアノを弾きます。)
- You speak English well. (あなたは英語を上手に話します。)
- He watches TV every night. (彼は毎晩テレビを見ます。) → 主語が He (三人称単数) なので watches に
- She likes cats. (彼女は猫が好きです。) → 主語が She (三人称単数) なので likes に
- It rains often here. (ここではよく雨が降ります。) → 主語が It (三人称単数) なので rains に
- We go to school by bus. (私たちはバスで学校に行きます。)
- They study Japanese hard. (彼らは一生懸命日本語を勉強します。)
過去のことを言う場合は、動詞を過去形にします。
- I played the piano yesterday. (私は昨日ピアノを弾きました。)
- He watched TV last night. (彼は昨晩テレビを見ました。)
- They studied Japanese hard last year. (彼らは去年、一生懸命日本語を勉強しました。)
肯定文は、このように事実や意見をストレートに伝えるための基本的な文です。まずはこの形をしっかり理解することが大切ですね。
否定文:「~ではない」と否定する表現方法
次に否定文(ひていぶん)です。これは肯定文とは逆に、「~ではない」「~しません」と何かを否定するときに使う文です。
否定文の作り方は、使われている動詞が「be動詞」か「一般動詞」か、あるいは「助動詞」があるかによって異なります。ここが少しややこしいところですが、ルールを覚えれば大丈夫ですよ!
be動詞の否定文
be動詞(am, are, is, was, were)の否定文は、be動詞の直後に not を置くだけです。とってもシンプルですね!
- I am not a student. (私は学生ではありません。)
- You are not kind. (あなたは親切ではありません。)
- He is not tall. (彼は背が高くありません。)
- She was not in the library yesterday. (彼女は昨日、図書館にいませんでした。)
- We were not hungry then. (私たちはその時、お腹が空いていませんでした。)
否定文ではよく短縮形が使われます。
is not → isn’t
are not → aren’t
was not → wasn’t
were not → weren’t
※ am not の短縮形は基本的にありませんが、疑問文などでは aren’t I? のように使われることがあります。
短縮形を使うと、より口語的で自然な響きになります。
- He isn’t tall.
- You aren’t kind.
- She wasn’t in the library yesterday.
- We weren’t hungry then.
一般動詞の否定文
一般動詞の否定文は、be動詞のように単純に not をつけるだけでは作れません。ここで登場するのが do, does, did という助動詞です。
一般動詞の否定文は、動詞の前に do not (don’t), does not (doesn’t), did not (didn’t) を置き、動詞は必ず原形(元の形)に戻します。
どの形を使うかは、主語と時制(現在か過去か)によって決まります。
- 現在形の場合:
- 主語が I, You, We, They または複数名詞のとき → do not (don’t) + 動詞の原形
- 主語が He, She, It または単数名詞(三人称単数)のとき → does not (doesn’t) + 動詞の原形
- 過去形の場合:
- 主語に関係なく → did not (didn’t) + 動詞の原形
例文を見てみましょう。
- I do not (don’t) play the piano. (私はピアノを弾きません。)
- You do not (don’t) speak English well. (あなたは英語を上手に話しません。)
- He does not (doesn’t) watch TV every night. (彼は毎晩テレビを見ません。) ← watches ではなく watch (原形) に!
- She does not (doesn’t) like cats. (彼女は猫が好きではありません。) ← likes ではなく like (原形) に!
- We did not (didn’t) go to school by bus yesterday. (私たちは昨日、バスで学校に行きませんでした。) ← went ではなく go (原形) に!
- They did not (didn’t) study Japanese hard last year. (彼らは去年、一生懸命日本語を勉強しませんでした。) ← studied ではなく study (原形) に!
does not (doesn’t) や did not (didn’t) を使った後は、動詞を必ず原形に戻すことを忘れないでくださいね!これは非常によくある間違いです。
助動詞のある文の否定文
can, will, should, must などの助動詞がある文の否定文は、be動詞と同じように、助動詞の直後に not を置くだけです。助動詞の後ろの動詞はもちろん原形のままです。
- I cannot (can’t) swim. (私は泳げません。)
- He will not (won’t) come tomorrow. (彼は明日来ないでしょう。)
- You should not (shouldn’t) do that. (あなたはそれをするべきではありません。)
- We must not (mustn’t) be late. (私たちは遅れてはいけません。)
cannot は can not と離さず、cannot または can’t と書くのが一般的です。will not の短縮形 won’t は形が少し変わるので注意しましょう。
否定文の作り方、動詞の種類によって違うことがわかりましたね。最初は少し戸惑うかもしれませんが、例文をたくさん見たり、自分で文を作ったりして練習すれば、すぐに慣れますよ。

なるほど!否定文って動詞の種類で作り方が違うんですね!特に一般動詞の否定文は注意が必要だ!
肯定文と否定文の使い分け:文脈で判断しよう
肯定文と否定文は、文字通り「肯定」するか「否定」するかという、正反対の意味を表します。どちらを使うかは、伝えたい内容や文脈によって決まります。
例えば、「彼は医者です」と伝えたいなら肯定文を使います。
- He is a doctor.
もし彼が医者でないなら、否定文を使います。
- He is not (isn’t) a doctor.
「彼女はコーヒーが好きですか?」と聞かれて、「はい、好きです」と答えるなら肯定文、「いいえ、好きではありません」と答えるなら否定文を使います。
- A: Does she like coffee?
- B: Yes, she does. (She likes coffee.)
- B: No, she doesn’t. (She does not (doesn’t) like coffee.)
このように、肯定文と否定文は、伝えたい情報の「Yes/No」に対応しています。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、正確に情報を伝えるためには、この使い分けを意識することが非常に重要です。
特に、誤解を生みやすい場面では注意が必要です。例えば、「遅刻しないように」と伝えたい場合、肯定的な表現(早く来なさい)と否定的な表現(遅刻しないで)の両方がありますが、否定文で明確に伝える方が意図が伝わりやすいこともあります。
- Please come early. (早く来てください。) – 肯定文
- Don’t be late. (遅刻しないでください。) – 否定の命令文(後述)
肯定文と否定文は英語の基本中の基本です。まずはこの2つをしっかりと理解し、正しく使えるようになることを目指しましょう!
会話が弾む?付加疑問文、命令文、感嘆文を使いこなそう!
肯定文と否定文をマスターしたら、次はもう少し表現の幅を広げてくれる文の種類を見ていきましょう!ここでは、会話でよく使われる「付加疑問文」、相手に何かを頼んだり指示したりする「命令文」、そして感情を豊かに表現する「感嘆文」について解説します。
付加疑問文:「~ですよね?」と確認・同意を求める表現
付加疑問文(ふかぎもんぶん)って聞いたことありますか?これは、普通の文(肯定文や否定文)の後に、短い疑問形(「, isn’t it?」や「, do you?」など)を付け足した形の文です。
主な役割は、自分が言ったことについて相手に確認したり、同意を求めたりすることです。「~ですよね?」「~でしょ?」といったニュアンスになります。
例えば、「今日はいい天気ですね」だけだと普通の肯定文ですが、「今日はいい天気ですね、そう思いませんか?」と付け加える感じが付加疑問文です。
- It’s a beautiful day, isn’t it? (今日はいい天気ですね。)
この付加疑問文、作り方にちょっとしたルールがあります。
付加疑問文の作り方:基本ルール
付加疑問文の作り方のポイントは、前の文(主文)が肯定文か否定文かによって、後ろに付ける疑問の形が変わることです。
- 主文が肯定文の場合 → 否定形の付加疑問を付ける
- 主文の動詞が be動詞 → be動詞 + not + 主語の代名詞?
- 主文の動詞が 一般動詞 → do/does/did + not + 主語の代名詞?
- 主文に 助動詞がある → 助動詞 + not + 主語の代名詞?
- 主文が否定文の場合 → 肯定形の付加疑問を付ける
- 主文の動詞が be動詞 → be動詞 + 主語の代名詞?
- 主文の動詞が 一般動詞 → do/does/did + 主語の代名詞?
- 主文に 助動詞がある → 助動詞 + 主語の代名詞?
重要なのは、主文で使われている動詞(be動詞、一般動詞の場合は do/does/did、助動詞)を繰り返し、主語は代名詞(I, you, he, she, it, we, they)にすることです。
<付加疑問文の作り方の表>
主文 | 付加疑問 | 例文 |
---|---|---|
肯定文 (be動詞) | be動詞 + not + 代名詞? | She is a teacher, isn’t she? (彼女は先生ですよね?) |
肯定文 (一般動詞/現在) | do/does + not + 代名詞? | You like dogs, don’t you? (あなたは犬が好きですよね?) He plays soccer, doesn’t he? (彼はサッカーをしますよね?) |
肯定文 (一般動詞/過去) | did + not + 代名詞? | They went to the park, didn’t they? (彼らは公園に行きましたよね?) |
肯定文 (助動詞) | 助動詞 + not + 代名詞? | You can speak French, can’t you? (あなたはフランス語を話せますよね?) |
否定文 (be動詞) | be動詞 + 代名詞? | He isn’t busy, is he? (彼は忙しくないですよね?) |
否定文 (一般動詞/現在) | do/does + 代名詞? | You don’t know her, do you? (あなたは彼女を知らないですよね?) |
否定文 (一般動詞/過去) | did + 代名詞? | She didn’t call you, did she? (彼女はあなたに電話しませんでしたよね?) |
否定文 (助動詞) | 助動詞 + 代名詞? | We shouldn’t enter, should we? (私たちは入るべきではないですよね?) |
付加疑問の主語は、必ず代名詞 (I, you, he, she, it, we, they) になります。例えば、主文の主語が “Mary” なら付加疑問では “she” に、”The dogs” なら “they” になります。
付加疑問文のイントネーションとニュアンス
付加疑問文は、文末のイントネーション(上がり調子か下がり調子か)によってニュアンスが変わります。
- 下降調(下げる):自分が言った内容に確信があり、相手に同意を求めている場合。「~ですよね(当然そう思いますよね?)」という感じ。
- 上昇調(上げる):自分が言った内容に自信がなく、相手に純粋に確認・質問している場合。「~でしたっけ?」「~じゃないですか?」という感じ。
例:
- It’s a beautiful day, isn’t it? (下降調↓) → いい天気ですね(同意を求める)
- You haven’t seen my keys, have you? (上昇調↑) → 私の鍵見ませんでしたか?(純粋な質問)
イントネーションでニュアンスが変わるって面白い!会話で使いこなせたら、より自然なコミュニケーションができそうですね!
付加疑問文を使う場面
付加疑問文は、主に会話で使われます。相手に話しかけたり、会話をスムーズに進めたりするのに役立ちます。
- 会話を和らげる:断定的な言い方を避け、柔らかい印象を与える。
- 確認する:自分の認識が合っているか確かめる。
- 同意を求める:相手にも同じ意見か尋ねる。
- 念を押す:相手に注意を促す場合など。
例:
- This is your pen, isn’t it? (これ、あなたのペンですよね? – 確認)
- We should leave now, shouldn’t we? (もう出発すべきですよね? – 同意/提案)
- You closed the window, didn’t you? (窓、閉めましたよね? – 念押し/確認)
付加疑問文は、日常会話で非常によく使われる表現です。作り方のルールは少し複雑に見えるかもしれませんが、パターンを覚えてしまえば大丈夫。積極的に使って、会話をより豊かにしてみましょう!

付加疑問文、使えたらネイティブっぽくなれそう!練習してみます!
命令文:「~しなさい」「~して」と指示・依頼する表現
命令文(めいれいぶん)は、その名の通り、相手に何かをするように命令したり、指示したり、あるいはお願いしたりするときに使う文です。「~しなさい」「~してください」という意味になります。
命令文の作り方:基本ルール
命令文の作り方は非常にシンプルです。
- 動詞の原形で文を始める。
- 主語(You)は通常省略される。(相手に向かって言うのが明らかなため)
例:
- Open the window. (窓を開けなさい/開けてください。)
- Listen carefully. (注意深く聞きなさい/聞いてください。)
- Be quiet. (静かにしなさい/静かにしてください。) ← be動詞を使う場合は原形の “Be” から始める
- Have a seat. (お座りください。) ← “Sit down.” より丁寧な表現
丁寧な命令文 (Please をつける)
動詞の原形だけで始めると、状況によっては少し強い、ぶっきらぼうな印象を与えてしまうことがあります。そこで、丁寧にお願いしたい場合は、文頭か文末に Please をつけます。
- Please open the window. (どうか窓を開けてください。)
- Open the window, please. (窓を開けてください、お願いします。)
文頭に Please をつける方が、文末につけるよりも少し丁寧な響きになります。ただ、どちらも丁寧な依頼の表現として一般的に使われますよ。
否定の命令文 (Don’t + 動詞の原形)
「~するな」「~しないでください」と、何かをしないように指示・依頼する場合は、文頭に Don’t (Do not) を置き、その後ろに動詞の原形を続けます。
- Don’t touch that. (それに触るな/触らないでください。)
- Don’t be noisy. (騒ぐな/騒がないでください。) ← be動詞の否定命令文
- Please don’t forget your homework. (どうか宿題を忘れないでください。) ← Please をつけることも可能
Let’s を使った勧誘表現
命令文の仲間として、「Let’s + 動詞の原形」の形も覚えておきましょう。これは「~しましょう」と相手を誘う表現です。厳密には命令文とは少し違いますが、形が似ているので一緒に紹介しますね。
- Let’s play tennis. (テニスをしましょう。)
- Let’s go shopping. (買い物に行きましょう。)
- Let’s not argue about it. (そのことについて議論するのはやめましょう。) ← 否定形は Let’s not + 動詞の原形
命令文を使う場面と注意点
命令文は、様々な場面で使われます。
- 指示・命令:先生が生徒に、親が子供に、上司が部下に、など。
- 依頼・お願い:友人同士や、店員がお客さんに、など。(Please を伴うことが多い)
- 道案内:Go straight, then turn right. (まっすぐ行って、それから右に曲がってください。)
- 警告・注意:Watch out! (危ない!) / Be careful! (気をつけて!)
ただし、命令文は直接的な表現なので、相手や状況によっては失礼にあたる可能性があります。
特に、目上の人やあまり親しくない人、初対面の人に対して、Please をつけずに動詞の原形だけで命令文を使うのは避けた方が良いでしょう。そのような場合は、”Could you…?” や “Would you…?” を使った疑問文の形での依頼表現を使うのがより丁寧で一般的です。
例:
- Open the window. (命令文)
- Please open the window. (丁寧な命令文)
- Could you open the window? (依頼の疑問文 – より丁寧)
- Would you mind opening the window? (依頼の疑問文 – さらに丁寧)
命令文は便利ですが、使う相手と場面を考えて、適切な丁寧さで使うように心がけましょう。
感嘆文:「なんて~なんだ!」と感情を表現する形
最後は感嘆文(かんたんぶん)です。これは、驚き、喜び、感動、悲しみ、怒りなど、強い感情を表現するときに使う文です。「なんて~なんだろう!」という意味を表します。
感嘆文は、話し手の感情がこもるので、生き生きとした表現になりますよ。
感嘆文の作り方:基本ルール
感嘆文の作り方には、主に2つのパターンがあります。What を使う場合と How を使う場合です。
- What を使う場合
- 強調したいのが名詞(句)のとき。
- 語順:What + (a/an) + 形容詞 + 名詞 (+ 主語 + 動詞)!
- 名詞が数えられない名詞や複数形の場合は、a/an はつけません。
- 主語と動詞(例: it is, you are など)は、口語では省略されることが多いです。
- How を使う場合
- 強調したいのが形容詞または副詞のとき。
- 語順:How + 形容詞/副詞 (+ 主語 + 動詞)!
- こちらも主語と動詞は省略されることがよくあります。
どちらの形も、文の最後には感嘆符(!)をつけるのがルールです。
感嘆文の例文
実際に例文を見てみましょう。
What を使う感嘆文:
- What a beautiful picture (it is)! (なんて美しい絵なんだ!)
- beautiful picture という「名詞句」を強調しています。picture は数えられる名詞(単数)なので a がついています。
- What a surprise! (なんて驚きなんだ!/びっくりした!)
- surprise という「名詞」を強調。
- What nice weather (we have)! (なんて良い天気なんだ!)
- nice weather という「名詞句」を強調。weather は数えられない名詞なので a/an はつきません。
- What kind friends you have! (あなたはなんて親切な友達を持っているんだ!)
- kind friends という「名詞句」を強調。friends は複数形なので a/an はつきません。
How を使う感嘆文:
- How beautiful this picture is! (この絵はなんて美しいんだ!)
- beautiful という「形容詞」を強調しています。
- How kind you are! (あなたはなんて親切なんだ!)
- kind という「形容詞」を強調。
- How fast he runs! (彼はなんて速く走るんだ!)
- fast という「副詞」を強調しています。(速く run する)
- How interesting this book is! (この本はなんて面白いんだ!)
- interesting という「形容詞」を強調。
What と How の使い分け、最初は迷うかもしれませんね。基本は「何を強調したいか?」で考えるとわかりやすいですよ。名詞(を含むカタマリ)なら What、形容詞や副詞だけなら How、と覚えてみてください。
感嘆文を使う場面
感嘆文は、感情が動いた様々な場面で使われます。
- 美しいものを見たとき:How beautiful! / What a lovely view!
- 嬉しいことがあったとき:What a great idea! / How wonderful!
- 驚いたとき:What a shock! / How surprising!
- すごいと思ったとき:How amazing! / What a performance!
- 残念なとき:What a pity! / How sad!
感嘆文を自然に使えるようになると、英語での感情表現がぐっと豊かになります。映画やドラマなどでもよく耳にする表現なので、ぜひ注目してみてくださいね。

感嘆文って、感情を豊かに伝えられるんですね!What と How の使い分け、練習してみようっと!
まとめ:基本英文の種類を理解して表現力アップ!
今回は、英語の基本となる5つの文の種類、肯定文、否定文、付加疑問文、命令文、感嘆文について詳しく見てきました。最後に、それぞれのポイントを簡単におさらいしましょう。
- 肯定文:事実や意見を「肯定」する基本の文。「主語 + 動詞 (+ 目的語/補語)」が基本的な形。be動詞と一般動詞で少し形が変わる点に注意。
- 否定文:「~ではない」と「否定」する文。be動詞や助動詞は直後に not を置く。一般動詞は do/does/did not + 動詞の原形 の形を使う。
- 付加疑問文:「~ですよね?」と確認や同意を求める文。肯定文には「否定形?」、否定文には「肯定形?」の短い疑問を付け足す。主文の動詞と主語(代名詞)を繰り返すのがルール。
- 命令文:「~しなさい」「~して」と指示や依頼をする文。動詞の原形で始めるのが基本。丁寧にするには Please をつけ、否定する場合は Don’t + 動詞の原形。
- 感嘆文:「なんて~なんだ!」と強い感情を表す文。名詞(句)を強調するなら What、形容詞/副詞を強調するなら How で始め、最後は感嘆符(!)で終わる。
これらの基本的な文の形と使い方をしっかり理解し、使いこなせるようになることは、英語のコミュニケーション能力を向上させるための第一歩です。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、焦らず一つ一つ、例文と一緒に覚えていくのがおすすめです。
ぜひ、今日学んだことを活かして、簡単な英文を作ってみたり、英語の文章を読むときに「これは何文かな?」と考えてみたりしてくださいね。そうやって意識していくことで、自然と英語の感覚が身についていきますよ。頑張ってください!応援しています!

たくさん覚えることがあったけど、それぞれの文の特徴と作り方がよくわかりました!これで基本的な英文はバッチリ…かな?練習あるのみですね!
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