冠詞を含む慣用句マスター!英語表現を豊かにする頻出フレーズ集

英文法

英語を勉強していると、「え、なんでここに a がつくの?」「the がないとダメなの?」みたいに、冠詞の使い方がよくわからない慣用句に出会うこと、ありますよね。一つひとつの単語の意味はわかるのに、フレーズ全体となるとなんだかピンとこない…。特に、私たち日本人にとっては冠詞の感覚が掴みにくいので、冠詞を含む慣用句は手ごわい相手に感じるかもしれません。英語学習を始めたばかりの方や、中学生、高校生、大学生、そしてTOEICでハイスコアを目指す皆さんにとっても、これは共通の悩みではないでしょうか。

でも、大丈夫!実は、冠詞を含む慣用句は、一度覚えてしまえばとっても便利で、あなたの英語表現を格段に豊かにしてくれる秘密兵器なんです。この記事では、そんな皆さんのために、日常会話や試験でよく使われる「冠詞を含む慣用句」を厳選し、その意味や使い方、そしてなぜその冠詞が使われているのかというニュアンスまで、分かりやすく丁寧に解説していきます。この記事を読み終わる頃には、きっと自信を持ってこれらのフレーズを使いこなし、英語の表現力がワンランクアップしているはずですよ!

AYUMI
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慣用句って覚えるの大変そうだけど、使えたらカッコイイよね!

不定冠詞 (a/an) を含む重要慣用句 – 「ひとつ」の感覚が鍵!

まずは、不定冠詞 a/an が含まれる慣用句から見ていきましょう。a/an が持つ「不特定のひとつ」や「ある~」といったニュアンスが、どのようにフレーズ全体の意味を作り上げているのかに注目すると、理解が深まりますよ。

頻度や割合を表す表現 (once a week, a lot of)

不定冠詞 a/an は、「~につき」「~ごとに」という意味で、頻度や割合を表すのによく使われます。これは「per」と同じような働きですね。

  • once a week / twice a month / three times a year: 週に1回 / 月に2回 / 年に3回
    例: I go to the gym once a week. (私は週に1回ジムに行きます。)例: He visits his parents twice a month. (彼は月に2回両親を訪ねます。)→ “a week” で「1週間という単位につき」という意味合いです。
  • a couple of ~: 2つの~、2、3の~
    例: I’ll be back in a couple of minutes. (2、3分で戻ります。)例: She bought a couple of apples. (彼女はリンゴを2、3個買った。)
    → “a couple” で「一組のペア」から「2つ」という意味。口語では「少数」という意味でも使われます。
  • a few ~: (肯定的に) 少しの~、いくつかの~ (数えられる名詞につく)
    例: I have a few friends in London. (私にはロンドンに数人の友達がいます。)
    → 冠詞がない “few friends” だと「友達がほとんどいない」という否定的な意味になるので注意!
  • a little ~: (肯定的に) 少しの~、少量の~ (数えられない名詞につく)
    例: There is a little milk left in the fridge. (冷蔵庫に牛乳が少し残っている。)
    → 冠詞がない “little milk” だと「牛乳がほとんどない」という否定的な意味になります。
  • a lot of ~ / lots of ~: たくさんの~ (数えられる名詞にも数えられない名詞にもつく)
    例: There are a lot of people here. (ここにはたくさんの人がいます。)
    例: I have lots of homework to do. (私にはするべき宿題がたくさんあります。)→ “a lot” で「ひと山」のようなイメージから「たくさん」という意味になっています。
  • a great deal of ~ / a good deal of ~: (主に数えられない名詞について) たくさんの~、多量の~
    例: He spent a great deal of money on the car. (彼はその車に大金を使った。)
  • a number of ~: (数えられる名詞について) いくつかの~、かなりの数の~
    例: A number of students were absent today. (今日は何人かの生徒が欠席だった。)→ “the number of ~” (~の数) と混同しないように注意! “A number of students are…” (複数扱い)、”The number of students is…” (単数扱い)となります。
  • a variety of ~: さまざまな~、いろいろな種類の~
    例: The store sells a variety of goods. (その店はさまざまな商品を売っている。)

“a few” と “few”、”a little” と “little” の違いは、英語学習者がよく間違えるポイントです。a がつくと「少しはある」という肯定的・ポジティブなニュアンス、a がないと「ほとんどない」という否定的・ネガティブなニュアンスになる、と覚えておきましょう!

感情や状態を表す表現 (in a hurry, have a good time)

人の感情や状態、行動の様子を表す慣用句にも、不定冠詞 a/an がよく使われます。

  • in a hurry: 急いで、慌てて
    例: I’m sorry, I’m in a hurry. (すみません、急いでいるんです。)
    → 「ある種の急いでいる状態の中にいる」というイメージ。
  • in a good/bad mood: 機嫌が良い/悪い
    例: He seems to be in a good mood today. (彼は今日機嫌が良さそうだ。)
  • in a low voice / in a loud voice: 低い声で / 大きな声で
    例: She spoke in a low voice. (彼女は低い声で話した。)
  • as a matter of fact: 実のところ、実際は (in fact とほぼ同じ)
    例: As a matter of fact, I’ve already seen that movie. (実を言うと、私はもうその映画を見たんだ。)
  • as a rule: 概して、普通は、一般的に
    例: As a rule, I get up at six. (私は普通6時に起きます。)
  • have a good/nice/great time: 楽しい時を過ごす
    例: We had a great time at the party. (私たちはパーティーでとても楽しい時を過ごした。)
  • have a look (at ~): (~を)見る、ちょっと見る
    例: Can I have a look at your photos? (あなたの写真を見てもいいですか?)
  • take a walk/rest/bath/nap: 散歩する/休憩する/お風呂に入る/昼寝をする
    例: Let’s take a walk in the park. (公園を散歩しましょう。)
    → これらは「一回の散歩」「一回の休憩」のように、行為を一つのまとまりとして捉えています。
  • make a mistake: 間違いを犯す
    例: Everyone makes mistakes. (誰でも間違いは犯すものだ。)
    ※ “a mistake” で「一つの間違い」。
  • make a noise: 音を立てる、騒ぐ
    例: Don’t make a noise. The baby is sleeping. (音を立てないで。赤ちゃんが寝ているから。)
  • make an effort (to do): (~しようと)努力する
    例: You should make an effort to improve your English. (あなたは英語を上達させるために努力すべきだ。)
  • give it a try / give it a shot: やってみる、試してみる
    例: I’m not sure if I can do it, but I’ll give it a try. (できるかわからないけど、やってみるよ。)
  • all of a sudden: 突然に、不意に (suddenly と同じ)
    例: All of a sudden, it started to rain. (突然、雨が降り出した。)
    → 「ある突然の出来事として」というニュアンス。
  • as a result (of ~): (~の)結果として
    例: As a result of his hard work, he succeeded. (彼の努力の結果、彼は成功した。)
  • for a while: しばらくの間
    例: Can you wait here for a while? (ここでしばらく待っていてくれますか?)
  • once in a while: 時々、たまに
    例: We go out for dinner once in a while. (私たちは時々外食します。)

“take a walk” や “make a mistake” のように、動詞と a/an + 名詞がセットになっている表現は非常に多いですね。 これらは、名詞が具体的な「物」というより、行為や出来事を表している場合が多いです。

その他覚えておきたい a/an を含む慣用句

他にも、知っておくと便利な a/an を含む慣用句はたくさんあります。

  • It’s a pity (that ~) / What a pity!: (~とは)残念だ、お気の毒だ
    例: It’s a pity you can’t come to the party. (君がパーティーに来られないのは残念だ。)
  • It’s a shame (that ~) / What a shame!: (~とは)残念だ、恥ずべきことだ
    例: What a shame he failed the exam again! (彼がまた試験に落ちたなんて、なんて残念なんだろう!)
    ※ pity よりも強い非難や落胆のニュアンスを含むことがあります。
  • keep an eye on ~: ~から目を離さない、~を見張る
    例: Can you keep an eye on my bag for a moment? (ちょっと私のバッグを見ていてくれますか?)
  • have an idea: 考えがある、アイデアが浮かぶ
    例: I have an idea! Let’s go to the beach. (いい考えがある!ビーチへ行こう。)
  • tell a lie: 嘘をつく
    例: He would never tell a lie. (彼は決して嘘をつかないだろう。)
  • in a sense: ある意味では
    例: In a sense, he is right. (ある意味では、彼は正しい。)
  • in a word: 一言で言えば
    例: In a word, this movie is fantastic. (一言で言えば、この映画は素晴らしい。)
  • quite a few / a good few: (肯定的に) かなり多くの (数えられる名詞につく)
    例: There were quite a few people at the concert. (コンサートにはかなり多くの人がいた。)
    ※ “a few” (少しの) とは意味が異なるので注意!
  • quite a little / a good little: (肯定的に) かなり多くの (数えられない名詞につく)
    例: We had quite a little rain last month. (先月はかなり多くの雨が降った。)
    ※ “a little” (少しの) とは意味が異なるので注意!

“quite a few” が「かなり多い」って、”a few” (少しの) と逆みたいで紛らしいですね…。

そうなんです!これは引っかかりやすいポイントですね。”quite” や “good” がつくことで意味が強調され、「単なる『少し』ではない、むしろ『かなりたくさん』」というニュアンスになる、と覚えると良いかもしれません。

AYUMI
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a/an がつく慣用句って、動作や状態を表すものが多いんだね!これは便利そう!


定冠詞 (the) を含む重要慣用句 – 「特定」のニュアンスを掴もう!

次に、定冠詞 the が含まれる慣用句を見ていきましょう。the が持つ「その」「例の」といった「特定」のニュアンスが、どのようにフレーズ全体の意味に関わっているのかを感じ取ることが大切です。

時や場所、順序を表す表現 (in the morning, on the other hand)

定冠詞 the は、特定の時や場所、あるいは対比されるものを指し示すのによく使われます。

  • in the morning / in the afternoon / in the evening: 午前中に / 午後に / 夕方・晩に
    例: I usually study in the morning. (私はたいてい午前中に勉強します。)
    ※ 「ある特定の日の午前」というより、「一日の中の午前という特定の時間帯」を指しています。
    ※ ただし、”at night” (夜に) は無冠詞なので注意!
  • during the day / night: 日中 / 夜間
    例: It’s cooler during the night. (夜間の方が涼しい。)
  • in the past / in the future: 過去に / 将来に
    例: We can learn a lot from the past. (私たちは過去から多くのことを学べる。)
  • at the moment / for the moment: 今のところ、現在は / さしあたりは
    例: I’m busy at the moment. (今は忙しいです。)
  • at the same time: 同時に
    例: They both started talking at the same time. (彼らは2人同時に話し始めた。)
  • all the time: いつも、常に
    例: He complains all the time. (彼はいつも不平を言っている。)
  • for the first time: 初めて
    例: I met him for the first time yesterday. (昨日初めて彼に会った。)
  • in the end: 結局、最後には (finally とほぼ同じ)
    例: In the end, everything will be alright. (結局、すべてうまくいくよ。)
    ※ “at the end (of ~)” (~の終わりに) と混同しないように。
  • on the one hand, … on the other hand, …: 一方では~、他方では~ (対比を表す)
    例: On the one hand, I want to go. On the other hand, I’m too tired. (一方では行きたい。他方では疲れすぎている。)
    → 「一方の側」と「もう一方の(残りの)側」という対比なので the がつきます。
  • on the contrary: それどころか、とんでもない (前に述べられたことを強く否定して反対のことを言う)
    例: A: You must be tired. B: On the contrary, I feel full of energy. (A:疲れているでしょう。 B:とんでもない、元気いっぱいだよ。)
  • by the way: ところで (話題を変えるとき)
    例: By the way, have you seen my keys? (ところで、私の鍵を見ませんでしたか?)
  • to the point: 的を得た、適切な
    例: His explanation was clear and to the point. (彼の説明は明確で的を射ていた。)
  • out of the question: 問題外の、不可能な
    例: Your proposal is completely out of the question. (君の提案は全く問題外だ。)

“in the morning” や “on the other hand” のように、the がないと意味が通じなかったり、不自然になったりする表現が多いですね。

比較や程度を表す表現 (the sooner, the better / on the whole)

比較級を使った特殊な構文や、程度を表す表現にも the がよく登場します。

  • the + 比較級, the + 比較級: ~すればするほど、ますます…だ
    例: The sooner, the better. (早ければ早いほど良い。)例: The more you practice, the better you will become. (練習すればするほど、あなたは上手になるだろう。)→ この the は、接続詞や副詞のような働きをしています。「その分だけ~」という程度を表す a/the と考えられています。非常に重要な構文です!
  • all the + 比較級 (for / because …): (…なので) それだけいっそう~、ますます~
    例: I like him all the better for his shyness. (彼が内気なので、それだけいっそう彼が好きだ。)
  • none the + 比較級 (for / because …): (…だからといって)少しも~ない
    例: He is none the wiser for all his experience. (彼はあれほど経験があるのに、少しも賢くなっていない。)
  • on the whole: 概して、全体的に見て
    例: On the whole, I enjoyed the movie. (全体的に見て、私はその映画を楽しんだ。)
  • for the most part: 大部分は、たいていは
    例: The students are, for the most part, hardworking. (生徒たちは、大部分は勤勉だ。)
  • to say the least:控えめに言っても
    例: The food was terrible, to say the least. (食べ物は、控えめに言ってもひどかった。)

“The sooner, the better.” の構文は、会話でも文章でも本当によく使われます。 コンパクトでリズムも良いので、ぜひ覚えて使ってみてください。

その他覚えておきたい the を含む慣用句

他にも、日常的によく使われる the を含む慣用句はたくさんあります。

  • tell the truth: 本当のことを言う
    例: You should always tell the truth. (あなたはいつも本当のことを言うべきだ。)※ “tell a lie” (嘘をつく) と対比して覚えましょう。truth は一つ、というニュアンス。
  • play the fool/devil’s advocate: ばかなまねをする/わざと反論する人[あまのじゃく]を演じる
    例: Stop playing the fool and be serious. (ふざけるのはやめて真面目になりなさい。)
  • make the most of ~: ~を最大限に活用する
    例: Let’s make the most of this opportunity. (この機会を最大限に活用しよう。)
  • make the best of ~: ~をできるだけうまく利用する、~で我慢する
    例: We have to make the best of a bad situation. (我々はこの悪い状況をできるだけうまく乗り切らなければならない。)
  • take the trouble to do / take the pains to do: わざわざ~する、労を惜しまず~する
    例: He took the trouble to help me. (彼はわざわざ私を助けてくれた。)
  • on the spot: その場で、即座に
    例: He made the decision on the spot. (彼はその場で決断した。)
  • on the tip of one’s tongue: (言葉などが)喉まで出かかっているのに思い出せない
    例: Her name is on the tip of my tongue, but I can’t recall it. (彼女の名前が喉まで出かかっているんだけど、思い出せないんだ。)
  • hit the nail on the head: 図星をさす、核心を突く
    例: You really hit the nail on the head with that comment. (そのコメントは本当に的を射ていたね。)
  • under the weather: 体調が悪い、気分が優れない
    例: I’m feeling a bit under the weather today. (今日は少し気分が優れないんだ。)
  • the other day: 先日、この間
    例: I saw him the other day. (先日彼に会ったよ。)

    → 「過去のある特定の日」というニュアンス。

定冠詞 the がつく慣用句は、その表現が指すものが「文脈上、あるいは慣習的に特定されている」という感覚が根底にあることが多いですね。フレーズとして定着しているので、そのまま覚えてしまうのが一番です!

AYUMI
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“The sooner, the better.” とか “by the way” とか、聞いたことある表現がいっぱい!the がつく理由もなんとなくわかってきたかも。


冠詞を含む慣用句を効果的に覚えるコツ

さて、たくさんの冠詞を含む慣用句を見てきましたが、「こんなにたくさん覚えられるかな…」と不安に思った方もいるかもしれませんね。でも大丈夫!効果的な覚え方のコツがいくつかあります。

例文ごと音読して体に染み込ませる

慣用句を覚える上で一番効果的なのは、例文ごと声に出して何度も音読することです。ただ目で追うだけでなく、実際に口を動かし、耳で聞くことで、記憶に残りやすくなります。

音読するときは、

  • そのフレーズが使われている場面をイメージする。
  • 正しい発音とイントネーションを意識する。 (CDやオンラインの音声などを参考にしましょう)
  • 感情を込めて、あたかも自分がそのセリフを言っているかのように練習する。

こうすることで、単なる文字の羅列ではなく、生きた言葉として体に染み込んでいきます。そして、いざという時に自然と口から出てくるようになるんです。

なぜその冠詞が使われているか理由を考えてみる

丸暗記も大切ですが、「なぜここでは a/an なんだろう?」「なぜ the がつくんだろう?」と、冠詞が持つ基本的な意味と結びつけて考えてみると、より深く理解でき、忘れにくくなります。

例えば、

  • “in a hurry” → 「ある種の急いでいる状態の中にいる」から a かな?
  • the other day” → 「過去の特定の日」だから the なんだな。
  • “take a walk” → 「一回の散歩という行為」だから a なのかも。

もちろん、全ての慣用句で明確な理由が見つかるわけではありません。中には歴史的な経緯で定着したものもあります。でも、少しでも「なるほど!」と思える部分があれば、記憶のフックになりますよ。

日常的に触れる英語の中で意識して探してみる

映画やドラマ、洋楽の歌詞、ニュース記事、小説など、普段から触れる英語の中で、冠詞を含む慣用句を意識して探してみるのも良い方法です。「あ、これ習ったやつだ!」と気づくことができれば、記憶が強化されますし、実際にどのように使われているかの具体例も学べます。

見つけたら、その文脈ごとメモしておくと、後で見返したときに役立ちますよ。

自分で例文を作って使ってみる (アウトプット)

インプットだけでなく、覚えた慣用句を使って自分で例文を作ってみたり、実際の会話で使ってみたりする「アウトプット」も非常に重要です。

例えば、日記を英語で書くときに使ってみる、オンライン英会話の先生との会話でさりげなく挟んでみるなど、積極的に活用する場面を作りましょう。実際に使ってみて通じると、大きな自信になりますし、間違えたとしてもそれが学びになります。

最初は間違えても全然OK!大切なのは、恐れずに使ってみることです。その積み重ねが、本物の英語力を育ててくれますよ。

AYUMI
AYUMI

覚えるコツ、参考になる!音読とか例文作り、やってみようかな!


まとめ – 冠詞を含む慣用句を味方につけて、英語表現をレベルアップ!

今回は、英語の表現力を豊かにしてくれる「冠詞を含む慣用句」について、a/an を含むもの、the を含むもの、それぞれ代表的なものをたくさん見てきました。覚えるのは大変かもしれませんが、これらを使いこなせるようになれば、あなたの英語はもっと自然で、もっと生き生きとしたものになるはずです!

最後に、この記事で学んだ大切なポイントを振り返っておきましょう。

  • 不定冠詞 (a/an) を含む慣用句:
    • 「不特定のひとつ」「ある~」というニュアンスが鍵。
    • 頻度・割合 (once a week)、量 (a lot of)、感情・状態 (in a hurry)、行為 (take a walk)などを表すものが多い。
    • a few” と “few” の違いなど、冠詞の有無で意味が変わるものに注意。
  • 定冠詞 (the) を含む慣用句:
    • 「特定」「その」というニュアンスが鍵。
    • 時・場所・順序 (in the morning)、対比 (on the other hand)、比較・程度 (the sooner, the better)などを表すものが多い。
    • 文脈上、あるいは慣習的に特定されるものに使われる。
  • 効果的な覚え方:
    • 例文ごと音読する。
    • 冠詞が使われる理由を考えてみる。
    • 日常の英語の中で探してみる。
    • 自分で使ってみる (アウトプット)。

冠詞を含む慣用句は、英語ネイティブが日常的に使っている自然な表現の宝庫です。一つひとつは小さなフレーズかもしれませんが、これらを積み重ねていくことで、あなたの英語の引き出しはどんどん増えていきます。

焦らず、楽しみながら、一つでも多くのフレーズを自分のものにしていってくださいね。そして、覚えたフレーズを積極的に使って、コミュニケーションの幅を広げていきましょう!この記事が、その一助となれば幸いです。

AYUMI
AYUMI

冠詞って難しいけど、慣用句を覚えたらもっと英語が楽しくなりそう!頑張ります!

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