「彼が『明日パーティーに行くよ』って言ってたよ」とか、「彼女は『この映画、すごく面白かった!』って感動してたわ」みたいに、誰かが言ったことや思ったことを他の人に伝える場面って、日常でよくありますよね。英語でももちろん、そういう表現は頻繁に使われます。でも、いざ英語で言おうとすると、「あれ、動詞の形はどうするんだっけ?」「”I” とか “you” はそのままでいいの?」なんて、手が止まっちゃうこと、ありませんか?
この記事では、そんなお悩みを解決すべく、英語の「話法の転換」の中でも、特に基本的な「平叙文(普通の肯定文や否定文のことですね)」を誰かの言葉として伝える方法について、基礎からじっくりと解説していきます。これを読めば、直接聞いたセリフを、より自然な形で他の人に伝えられるようになりますよ。英語のコミュニケーション能力をアップさせたい初学者の方から、TOEICのスコアアップを目指す方まで、きっと役立つ情報が満載です!

話法転換、なんだか難しそうだけど、これができたら英語での会話がもっとスムーズになりそう!
話法の転換って何?直接話法と間接話法の違いを理解しよう
「話法の転換」と聞くと、ちょっと堅苦しい感じがするかもしれませんね。でも、やっていることはシンプルで、誰かが言った言葉(セリフ)を、そのまま引用するのではなく、自分の言葉で言い換えて伝えることなんです。まずは、この「話法の転換」の基本的な考え方と、2つの表現方法、「直接話法」と「間接話法」の違いについて、しっかり押さえておきましょう。
直接話法 (Direct Speech) とは?特徴と具体例
直接話法というのは、その名の通り、誰かが言った言葉を、一言一句そのまま引用符(クォーテーションマーク ” ” や ‘ ‘)を使って伝える方法です。臨場感があって、その人が本当にそう言ったんだな、というのがダイレクトに伝わる表現ですね。
例文:
- She said, “I am very happy today.”
(彼女は「今日、私はとても幸せです」と言った。) - John asked, “Where is the station?”
(ジョンは「駅はどこですか?」と尋ねた。) - My mother told me, “Don’t be late!”
(母は私に「遅刻しないでね!」と言った。)
こんなふうに、” ” の中は、その人が実際に口にした言葉そのままが入ります。小説の会話文なんかでよく見かける形ですね。
間接話法 (Indirect Speech / Reported Speech) とは?特徴と具体例
一方、間接話法(または報告話法とも言います)は、誰かが言った言葉の内容を、話し手(伝える人)の視点から、接続詞の “that” などを使って報告する形で伝える方法です。引用符は使いません。
直接話法の例文を間接話法にすると、こんな感じになります。(細かい変化のルールは後で詳しく説明しますね!)
例文:
- She said that she was very happy that day.
(彼女はその日とても幸せだと言った。) - John asked where the station was.
(ジョンは駅がどこにあるか尋ねた。) - My mother told me not to be late.
(母は私に遅刻しないように言った。)
どうでしょう? ” ” がなくなって、文の形も少し変わっているのが分かりますか?特に、今日のテーマである平叙文の場合、”that” を使って主語と動詞が続く形(節)で内容を伝えるのが基本です。
なぜ間接話法が必要なの?そのメリットとは
「直接話法でそのまま伝えればいいじゃん、なんでわざわざ間接話法なんて使うの?」と思うかもしれませんね。間接話法には、こんなメリットがあるんです。
- 文がスムーズになる:会話の中で誰かの長いセリフをそのまま引用すると、ちょっと不自然に聞こえることがあります。間接話法なら、自分の言葉の流れの中に自然に組み込めます。
- 客観的に伝えられる:直接話法は感情が乗りやすいですが、間接話法は少し距離を置いて、客観的に事実を報告するようなニュアンスが出せます。
- 要約して伝えやすい:相手の言ったことのポイントだけをまとめて伝えたいときにも便利です。
特に、文章を書くときや、フォーマルな場面で誰かの発言を伝えるときには、間接話法がよく使われます。もちろん、日常会話でも頻繁に登場しますよ!
今回の記事では、色々な文の種類がある中で、一番基本的な「平叙文」(「~です」「~ます」で終わる普通の文)を間接話法にするときのルールに焦点を当てていきますね!

直接話法と間接話法、使い分けがあるんですね。間接話法、便利そうだけどルールが難しそう…。
平叙文を間接話法へ!具体的な転換ステップと重要ポイント
さあ、ここからが本番です!誰かが言った平叙文を、間接話法を使って他の人に伝えるための具体的な手順を、ステップごとに見ていきましょう。いくつかの重要なポイントがあるので、一つ一つ丁寧に確認していけば大丈夫ですよ!
ステップ1:伝達動詞 (say, tellなど) の選び方と使い方をマスターしよう
まず、誰かが「言った」ことを伝えるための動詞、これを「伝達動詞」と言います。一番よく使われるのは say と tell ですね。この二つには、使い方にちょっとした違いがあるので注意が必要です。
- say:「(~と)言う」
- 基本形:say that S + V … (SがVすると言う)
- 誰に言ったかを明示する場合:say to 人 that S + V … (人にSがVすると言う)
- 例:He said that he was tired. (彼は疲れていると言った。)
- 例:He said to me that he was tired. (彼は私に疲れていると言った。)
- tell:「(人に~と)告げる、伝える」
- 基本形:tell 人 that S + V … (人にSがVすると告げる)
- 例:He told me that he was tired. (彼は私に疲れていると言った。)
- tell that S + V … のように、「人」を省略する使い方は基本的にしません。必ず誰に伝えたのかが必要です。
- 基本形:tell 人 that S + V … (人にSがVすると告げる)
say と tell の使い分けポイント!
say の後ろには、直接「言った内容 (that節)」が来ることが多いです。誰に言ったかを加えたい場合は “to 人” が必要です。
tell の後ろには、まず「誰に言ったか (人)」が来て、その後に「言った内容 (that節)」が続くのが基本です。tell me, tell him, tell us のように、「人」が必須と覚えておきましょう!
もちろん、say や tell 以外にも、文脈によって色々な伝達動詞が使えますよ。
<その他の伝達動詞の例>
伝達動詞 | 意味 | 使い方 (間接話法) |
---|---|---|
think | 思う | S think that … |
know | 知っている | S know that … |
believe | 信じる | S believe that … |
hope | 望む | S hope that … |
answer | 答える | S answer that … |
reply | 返事をする | S reply that … |
explain | 説明する | S explain that … |
admit | 認める | S admit that … |
deny | 否定する | S deny that … |
promise | 約束する | S promise (人) that … |
complain | 不平を言う | S complain that … |
これらの動詞を使うことで、単に「言った」だけでなく、その時の話し手の気持ちや状況をより細かく表現できますね。
ステップ2:引用符 (” “) を外して接続詞 “that” を使おう
直接話法では、セリフの部分を ” ” (引用符) で囲みますが、間接話法ではこの引用符は使いません。代わりに、伝達動詞の後ろに接続詞の that を置いて、その後に「言われた内容」を主語+動詞の形で続けます。
例:
- 直接話法:She said, “I like cats.“
- 間接話法:She said that she liked cats.
実はこの接続詞の “that” は、特に口語ではよく省略されます。
例:She said she liked cats.
ただし、学習の初期段階では、省略せずにきちんと “that” を書く練習をしておくと、文の構造が分かりやすくなるのでおすすめです!TOEICなどの試験でも、that が省略されている文は普通に出てきますよ。
ステップ3:超重要!時制の一致ルールを適用しよう
ここが話法転換の一番の山場であり、多くの人がつまずきやすいポイント、「時制の一致」です! 簡単に言うと、主節の伝達動詞が過去形 (said, told など) の場合、それに続く that節の中の動詞も、過去の時点に合わせて形を変えるというルールです。
以前の記事「英語の時制の一致、もう迷わない!基本ルールと例外を徹底解説」でも詳しく説明しましたが、ここでも平叙文の転換に絞って、ポイントをおさらいしましょう。
基本ルール:主節の動詞が過去形なら、従属節の動詞はこう変わる!
- 直接話法の動詞が「現在形」→ 間接話法では「過去形」に
- 例:He said, “I am busy.” → He said that he was busy.
- 例:She said, “I like coffee.” → She said that she liked coffee.
- 直接話法の動詞が「過去形」または「現在完了形」→ 間接話法では「過去完了形 (had + 過去分詞)」に
例:He said, “I saw her yesterday.” → He said that he had seen her the day before.
例:She said, “I have finished my work.” → She said that she had finished her work.ただし、文脈によっては過去形のまま(過去完了にしない)こともあります。特に、出来事の順序が明らかな場合や、時を表す副詞句がある場合などです。
- 直接話法の助動詞も過去形に
- will → would
- can → could
- may → might
- must (義務) → had to (推量の場合は must のままも可)
- 例:He said, “I will call you.” → He said that he would call me.
- 例:She said, “I can play the piano.” → She said that she could play the piano.
時制の一致の例外:変わらない場合もある!
ただし、どんな時でも機械的に時制をずらせばいいわけではありません。以下のような場合は、時制の一致のルールが適用されず、動詞の形が変わらない(または現在形のままになる)ことがあります。
- 不変の真理や一般的な事実:太陽が東から昇る、水は100度で沸騰するなど。
- 例:Our teacher said that the earth goes around the sun. (先生は地球は太陽の周りを回ると言った。)
- 歴史上の事実:
- 例:He told us that World War II ended in 1945. (彼は第二次世界大戦は1945年に終わったと私たちに言った。)
- 話している時点でも変わらない現在の状態や習慣:
- 例:She said that her brother is a doctor. (彼女は兄〔弟〕は医者だと言った。 ※今も医者の場合)
- 仮定法が使われている場合:仮定法独自の時制が優先されます。
- 例:He said that if he were a bird, he would fly to her. (もし鳥だったら彼女のところに飛んで行けるのに、と彼は言った。)
時制の一致の例外って、判断が難しいですよね…。
そうなんです。特に「話している時点でも変わらない現在の状態」かどうかは、文脈や話し手の意図によって変わってくるので、少し慣れが必要かもしれません。迷った場合は、原則通り時制の一致をさせておくのが無難ですが、ネイティブの会話では、現在も真実であることを強調するために現在形が使われることも多いですよ。
ステップ4:人称代名詞と所有格の変化に注意しよう!
これもとっても大事なポイントです!直接話法では、セリフの中の “I” や “you”, “my”, “your” などは、そのセリフを言った本人や、その時の聞き手を指しますよね。でも、間接話法でそれを伝えるときは、伝える人(報告者)の視点から見て、誰のことを指しているのかを考えて、人称代名詞や所有格を適切に変える必要があります。
ちょっとややこしいので、具体例で見てみましょう。
例1:Tom said, “I like your new hairstyle.” (トムは「僕は君の新しい髪型が好きだよ」と言った。)
これを私が他の人に伝えるとすると…
→ Tom said that he liked my new hairstyle. (トムは彼が私の新しい髪型が好きだと言った。)
ほら、直接話法の “I” は、トム自身のことなので “he” に変わり、”your” は、トムが話しかけた相手(この場合は私)を指すので “my” に変わりましたね。
<主な人称代名詞・所有格の変化のパターン>
直接話法の代名詞 | 間接話法での変化の可能性 | 備考 (誰の視点か) |
---|---|---|
I | he, she | セリフを言った本人 |
my | his, her | セリフを言った本人の |
me | him, her | セリフを言った本人を |
mine | his, hers | セリフを言った本人のもの |
you (主格) | I, he, she, we, they | セリフの聞き手 |
your | my, his, her, our, their | セリフの聞き手の |
you (目的格) | me, him, her, us, them | セリフの聞き手を |
yours | mine, his, hers, ours, theirs | セリフの聞き手のもの |
we | they (場合によっては we のままも) | セリフを言った本人たち |
our | their (場合によっては our のままも) | セリフを言った本人たちの |
超重要! この人称代名詞の変化は、誰が誰に何を伝えているのかという状況をしっかりイメージすることが大切です。「セリフの中のこの言葉は、結局誰のこと?」と考えながら変換する練習をしましょう。
ステップ5:時や場所を表す副詞・指示代名詞の変化も忘れずに!
最後にもう一つ、見落としがちだけど大切な変化があります。それは、時や場所を表す副詞や、指示代名詞 (this, theseなど) の変化です。
直接話法で使われた “now” (今) や “here” (ここ) といった言葉は、そのセリフが言われた「その時、その場所」を指します。間接話法で後からその内容を伝えるときは、伝える時点から見て、それらがいつ・どこを指すのかに合わせて言葉を変える必要があるんです。
<主な副詞・指示代名詞の変化>
直接話法 | 間接話法での変化 | 日本語訳(変化後) |
---|---|---|
now | then, at that time | その時 |
today | that day | その日 |
tonight | that night | その夜 |
yesterday | the day before, the previous day | その前の日 |
last night | the night before, the previous night | その前の夜 |
tomorrow | the next day, the following day | 次の日 |
next week/month/year | the following week/month/year | 次の週/月/年 |
ago (e.g., three days ago) | before (e.g., three days before) | (例:3日)前 |
here | there | そこ |
this (形容詞的用法) | that | その |
this/that (代名詞的用法) | it, that | それ |
these | those | それらの |
例:
- She said, “I will see you tomorrow.”
→ She said that she would see me the next day. (彼女は次の日私に会うと言った。) - He said, “I am busy now.”
→ He said that he was busy then. (彼はその時忙しいと言った。) - They said, “We live here.”
→ They said that they lived there. (彼らはそこに住んでいると言った。)
この副詞の変化は、時制の一致とセットで起こることが多いです。主節の伝達動詞が過去形の場合に、これらの変化が必要になる、と覚えておくと良いでしょう。
ステップで見る!平叙文の転換例
では、ここまでのステップを全部使って、実際に平叙文を間接話法に転換する練習をしてみましょう!
例文1:Mary said, “I am reading an interesting book now.”
(メアリーは「私は今、面白い本を読んでいます」と言った。)
- 伝達動詞:said (過去形)
- 引用符を外し、that を使う:Mary said that …
- 時制の一致:”am reading” (現在進行形) → “was reading” (過去進行形)
- 人称代名詞の変化:”I” (メアリー自身) → “she”
- 副詞の変化:”now” → “then”
完成! → Mary said that she was reading an interesting book then.
例文2:John said to me, “My sister will visit me next week.”
(ジョンは私に「私の姉〔妹〕が来週私を訪ねてきます」と言った。)
- 伝達動詞:said to me → told me (過去形)
- 引用符を外し、that を使う:John told me that …
- 時制の一致:”will visit” (未来形) → “would visit” (過去から見た未来)
- 人称代名詞・所有格の変化:”My” (ジョンの) → “his”, “me” (ジョンを) → “him”
- 副詞の変化:”next week” → “the following week”
完成! → John told me that his sister would visit him the following week.
例文3:They said, “We went to the museum yesterday.”
(彼らは「私たちは昨日、博物館へ行きました」と言った。)
- 伝達動詞:said (過去形)
- 引用符を外し、that を使う:They said that …
- 時制の一致:”went” (過去形) → “had gone” (過去完了形)
- 人称代名詞の変化:”We” (彼ら自身) → “they”
- 副詞の変化:”yesterday” → “the day before”
完成! → They said that they had gone to the museum the day before.
どうでしょうか?一つ一つのステップを丁寧に追っていけば、複雑に見える話法転換もクリアできますよね!

うわぁ、覚えることがいっぱい!でも、ステップごとに考えればなんとかなりそう…!特に人称代名詞と副詞の変化は練習が必要ですね!
練習問題に挑戦!平叙文の話法転換をマスターしよう
ここまで学んだことを使って、実際に平叙文の話法転換に挑戦してみましょう!以下の直接話法の文を、間接話法に書き換えてみてください。解答と解説も載せるので、自分の答えと照らし合わせてみましょう。
問題1:
She said, “I want to buy a new dress today.”
問題2:
He said to her, “You can use my computer if you need it.”
問題3:
My parents said, “We have never been to Hokkaido.”
問題4:
The teacher said, “The exam will be difficult next Monday.”
問題5:
Tom said, “I saw a beautiful bird in this park yesterday.”
できましたか?では、解答と解説を見ていきましょう!
解答と解説
問題1:She said, “I want to buy a new dress today.”
→ She said that she wanted to buy a new dress that day.
- 伝達動詞: said (そのまま)
- that を追加
- 時制: want (現在) → wanted (過去)
- 人称代名詞: I → she
- 副詞: today → that day
問題2:He said to her, “You can use my computer if you need it.”
→ He told her that she could use his computer if she needed it.
- 伝達動詞: said to her → told her
- that を追加
- 時制: can (現在) → could (過去), need (現在) → needed (過去)
- 人称代名詞: You (彼女) → she, my (彼の) → his, you (彼女) → she
- 指示代名詞: it (コンピュータ) → it (そのまま)
“if you need it” の部分も that節の中の文なので、時制の一致と人称代名詞の変化が必要です。
問題3:My parents said, “We have never been to Hokkaido.”
→ My parents said that they had never been to Hokkaido.
- 伝達動詞: said (そのまま)
- that を追加
- 時制: have never been (現在完了) → had never been (過去完了)
- 人称代名詞: We (両親) → they
この場合、「北海道に行ったことがない」という事実は、彼らが言った時点でも、そしておそらく話している現在でも変わらないかもしれません。そのため、文脈によっては “My parents said that they have never been to Hokkaido.” と現在完了形のままにすることも可能です。ただし、原則に従えば過去完了形になります。
問題4:The teacher said, “The exam will be difficult next Monday.”
→ The teacher said that the exam would be difficult the following Monday.
- 伝達動詞: said (そのまま)
- that を追加
- 時制: will be (未来) → would be (過去から見た未来)
- 副詞: next Monday → the following Monday
問題5:Tom said, “I saw a beautiful bird in this park yesterday.”
→ Tom said that he had seen a beautiful bird in that park the day before.
- 伝達動詞: said (そのまま)
- that を追加
- 時制: saw (過去) → had seen (過去完了)
- 人称代名詞: I (トム) → he
- 指示代名詞: this park → that park
- 副詞: yesterday → the day before
どうでしたか?全部正解できた人も、ちょっと間違えちゃった人も、どこでつまずいたのかを確認して、しっかり復習してくださいね!練習あるのみです!
まとめ:平叙文の話法転換で、あなたの英語表現はもっと豊かになる!
今回は、英語の「話法の転換」の中でも、特に「平叙文」を間接話法で伝える方法について、ステップごとに詳しく見てきました。たくさんのルールがあって大変だったかもしれませんが、一つ一つは決して難しくありません。最後に、今日の重要なポイントをまとめておさらいしましょう!
- 話法の転換とは:誰かの言葉を、話し手の視点から言い換えて伝えること。直接話法 (引用符 ” “) と間接話法 (that節など) がある。
- 平叙文の間接話法への転換ステップ:
- 伝達動詞を選ぶ:say (to 人) that …, tell 人 that … など。意味に合わせて使い分ける。
- 引用符を外し、接続詞 “that” を使う (that は省略可)。
- 時制の一致を適用する:主節が過去形なら、従属節の動詞も過去の時点に合わせる (現在→過去、過去/現在完了→過去完了、will→wouldなど)。例外も確認!
- 人称代名詞・所有格を変える:伝える人の視点から誰を指すか考えて変換。
- 時・場所の副詞、指示代名詞を変える:now→then, today→that day, here→there, this→thatなど。
- 話法転換を学ぶメリット:
- より正確で自然な情報伝達ができるようになる。
- 英文読解の際、登場人物の発言のニュアンスを深く理解できる。
- 英作文やスピーキングでの表現力が向上する。
平叙文の話法転換は、最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくればパズルのように言葉を組み立てていくのが楽しくなってきますよ。そして、これができるようになると、英語でのコミュニケーションがぐっとスムーズになり、相手に誤解なく情報を伝えられるようになります。
映画のセリフを間接話法で言い換えてみたり、友達が言っていたことを英語で誰かに伝えてみたりと、日常生活の中で練習する機会を見つけてみてください。使えば使うほど、あなたの英語はもっと自然で、もっと豊かなものになっていくはずです。頑張ってくださいね!

平叙文の話法転換、マスターできた気がします!これで英語での報告や伝言もバッチリですね!
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