英語の勉強で「関係代名詞」という言葉を聞いただけで、なんだか難しそう…って思っちゃうこと、ありませんか?特に「前置詞」とセットになると、もう何が何だかお手上げ!なんて方も多いんじゃないでしょうか。でも、安心してください!関係代名詞は、文と文をつなぐ便利な言葉で、一度ルールを理解してしまえば、表現の幅がぐーんと広がる魔法のアイテムなんです。
この記事では、関係代名詞の基本的な役割から、ちょっと複雑に見える「前置詞+関係代名詞」のパターンまで、英語が苦手な方にも分かりやすく、丁寧に解説していきます。これを読めば、関係代名詞のモヤモヤがスッキリ解消して、長文読解や英作文にも自信が持てるようになりますよ!

もしかしたら関係代名詞って、実はそんなに怖くないのかも?
関係代名詞ってなに?基本の「き」を優しく解説
まずは、関係代名詞の基本からおさらいしましょう。「関係代名詞」と聞くと、なんだか特別なもののように感じてしまうかもしれませんが、実はとっても働き者で、英文をスムーズに、そして豊かにしてくれる大切な役割を持っているんです。
関係代名詞の役割とは?2つの文を繋ぐ便利な言葉
関係代名詞の主な役割は、2つの文を1つに繋いで、前の名詞(これを「先行詞」と言います)を詳しく説明することです。まるで、文と文の間に「接着剤」を塗って、さらに説明を付け加えるようなイメージですね。
例えば、こんな2つの文があったとします。
- I have a friend. (私には友達がいます。)
- He lives in London. (彼はロンドンに住んでいます。)
この2つの文を、関係代名詞を使って1つにしてみましょう。
I have a friend who lives in London.
(私にはロンドンに住んでいる友達がいます。)
どうですか?「a friend」という名詞の後に「who lives in London」という説明がくっついて、どんな友達なのかが具体的になりましたよね。この「who」が関係代名詞です。「a friend」が「先行詞」にあたります。このように、関係代名詞は名詞を詳しく説明する「形容詞」のような働きをする節(主語と動詞があるカタマリ)を作るんです。
もし関係代名詞がなかったら、短い文をたくさん並べることになって、ちょっと幼稚な印象の文章になってしまうかもしれません。でも、関係代名詞を上手に使うことで、より自然で、情報が整理された、大人っぽい文章を作ることができるんですよ。
先行詞ってなに?関係代名詞が説明する名詞のこと
先ほども少し触れましたが、「先行詞(せんこうし)」とは、関係代名詞が導く節によって説明される名詞のことです。関係代名詞の「前」に「行」く「詞(ことば)」と覚えておくと分かりやすいかもしれませんね。
この先行詞が「人」なのか「人以外(物や動物など)」なのかによって、使う関係代名詞の種類が変わってきます。だから、関係代名詞を使いこなすためには、まず先行詞を正しく見つけることがとっても大切なんです。
例文で確認してみましょう。
The book which is on the desk is mine.
(机の上にあるその本は私のです。)
この文の先行詞は「The book」ですよね。「which is on the desk」という部分が「The book」を詳しく説明しています。「The book」は「人以外」なので、関係代名詞は「which」が使われています。
先行詞が何かをしっかり見極めることが、正しい関係代名詞を選ぶ第一歩です!
主格・所有格・目的格?関係代名詞の格変化を覚えよう
関係代名詞には、「格(かく)」というものがあります。これは、関係代名詞が導く節の中で、関係代名詞自身がどんな役割をしているか(主語なのか、所有を表すのか、目的語なのか)を示すものです。難しく聞こえるかもしれませんが、代名詞の「I, my, me」の変化と同じようなものだと考えてください。
主に使われる関係代名詞の格変化は、先行詞が「人」の場合と「人以外」の場合で、下の表のようになります。
先行詞 | 格 | 関係代名詞 | 例文の働き |
---|---|---|---|
人 | 主格 | who, that | ~が (is, plays など動詞が続く) |
所有格 | whose | ~の (whose book のように名詞が続く) | |
目的格 | whom, who, that | ~を、~に (主語+動詞が続くことが多い) | |
人以外 | 主格 | which, that | ~が (is, runs など動詞が続く) |
所有格 | whose, of which | ~の (whose leg, the leg of which のように名詞が続く) | |
目的格 | which, that | ~を、~に (主語+動詞が続くことが多い) |
それぞれの格について、もう少し詳しく見ていきましょう。
主格の関係代名詞 (who, which, that)
主格の関係代名詞は、関係代名詞節の中で主語の働きをします。関係代名詞の直後に動詞が続くのが特徴です。
- The man who is standing over there is my teacher. (あそこに立っている男性は私の先生です。)
- 先行詞: The man (人)
- 関係代名詞節: who is standing over there (whoが節内の主語)
- This is the cat which sleeps on my bed. (これは私のベッドで眠る猫です。)
- 先行詞: the cat (人以外)
- 関係代名詞節: which sleeps on my bed (whichが節内の主語)
- I like movies that make me cry. (私は私を泣かせる映画が好きです。)
- 先行詞: movies (人以外)
- 関係代名詞節: that make me cry (thatが節内の主語)
所有格の関係代名詞 (whose)
所有格の関係代名詞は、関係代名詞節の中で「~の」という所有の意味を表します。先行詞が「人」でも「人以外」でも、基本的には「whose」を使います。「whose」の後には必ず名詞が来ます。
- I know a girl whose father is a doctor. (私はお父さんが医者である女の子を知っています。)
- 先行詞: a girl (人)
- 関係代名詞節: whose father is a doctor (whose father で「その女の子のお父さん」)
- I saw a house whose roof was red. (私は屋根が赤い家を見ました。)
- 先行詞: a house (人以外)
- 関係代名詞節: whose roof was red (whose roof で「その家の屋根」)
「人以外」の所有格では「of which」も使われることがありますが、少し硬い表現なので、まずは「whose」をマスターしましょう。
目的格の関係代名詞 (whom, who, which, that)
目的格の関係代名詞は、関係代名詞節の中で動詞や前置詞の目的語の働きをします。関係代名詞の後に「主語+動詞」が続くことが多いのが特徴です。そして、目的格の関係代名詞は、省略されることがよくあります。
- The woman whom I met yesterday was very kind. (私が昨日会った女性はとても親切でした。)
- 先行詞: The woman (人)
- 関係代名詞節: whom I met yesterday (metの目的語がwhom)
- 省略可能: The woman I met yesterday was very kind.
- This is the book which I want to read. (これは私が読みたい本です。)
- 先行詞: the book (人以外)
- 関係代名詞節: which I want to read (readの目的語がwhich)
- 省略可能: This is the book I want to read.
- The person that I respect most is my mother. (私が最も尊敬する人は私の母です。)
- 先行詞: The person (人)
- 関係代名詞節: that I respect most (respectの目的語がthat)
- 省略可能: The person I respect most is my mother.
先行詞が人の場合の目的格は「whom」が正式ですが、くだけた会話では「who」もよく使われます。「that」は先行詞が人でも人以外でも使える便利な関係代名詞ですが、使えない場合もあるので注意が必要です(詳しくは後述します)。
関係代名詞の格変化は、最初はちょっとややこしく感じるかもしれませんが、例文と一緒に何度も確認しているうちに、自然と身についてきますよ!

格変化…覚えることがいっぱいあるなぁ。でも、例文があると分かりやすい!
前置詞と関係代名詞のコンビネーション!もう迷わない徹底解説
さて、ここからが今回のメインテーマの一つ、「前置詞+関係代名詞」です。「in which」とか「for whom」とかが出てくると、途端に英文が難しく感じてしまう…という方も多いのではないでしょうか?でも大丈夫!これも成り立ちを理解すれば、決して怖くありません。
なぜ「前置詞+関係代名詞」が登場するの?成り立ちを理解しよう
「前置詞+関係代名詞」が登場する理由は、もともと2つの文に分かれていた時に、関係代名詞になる名詞が前置詞と一緒に使われていたからなんです。
ちょっと分かりにくいかもしれないので、具体的な例で見てみましょう。
元の2つの文:
- This is the house. (これはその家です。)
- I lived in the house. (私はその家に住んでいました。)
この2つの文を関係代名詞で繋げたいと思います。共通しているのは「the house」ですよね。2番目の文の「the house」を関係代名詞「which」に置き換えます。このとき、「the house」は前置詞「in」の目的語になっています。つまり、「in the house」でひとつの意味のカタマリを作っているんですね。
この「in」をどう扱うかで、2つのパターンが生まれます。
パターン1:前置詞を関係代名詞の前に持ってくる
前置詞「in」を関係代名詞「which」の直前に移動させます。
This is the house in which I lived.
(これは私が住んでいた家です。)
これが「前置詞+関係代名詞」の形です。「in which」で「その家の中で」という意味合いが保たれています。
パターン2:前置詞を文末(関係詞節の末尾)に残す
前置詞「in」を、関係代名詞節の最後、つまりこの場合は動詞「lived」の後に残します。
This is the house which I lived in.
(これは私が住んでいた家です。)
この形もよく使われます。特に会話では、こちらの形の方が自然に聞こえることが多いんですよ。ちなみに、この場合、目的格の関係代名詞「which」は省略することも可能です。
This is the house I lived in.
前置詞はどこに置けばいいの?2つのパターンを解説
基本的に、前置詞は関係代名詞の直前(例:in which)か、関係代名詞節の最後(例:which … in)のどちらに置いてもOKです。ただし、一つ重要なルールがあります。それは、関係代名詞「that」を使う場合、前置詞を「that」の直前に置くことはできないということです。
- This is the house that I lived in. (OK)
- This is the house in that I lived. (NG!)
このルールはしっかり覚えておきましょう!
また、動詞と前置詞が結びついて特定の意味を持つ句動詞(例: look for ~, talk about ~)の場合、前置詞は通常、動詞の後ろに残します。
- This is the book which I was looking for. (これが私が探していた本です。)
- The topic that we talked about was interesting. (私たちが話した話題は面白かった。)
このように、元の文で名詞がどんな前置詞と一緒に使われていたかを考えると、「前置詞+関係代名詞」の形が自然と見えてくるはずです。
「前置詞+関係代名詞」の訳し方のコツ
「前置詞+関係代名詞」を含む文を訳すとき、少し戸惑うかもしれませんね。コツとしては、以下の2つの方法があります。
- 前から順番に訳していく方法:
「先行詞、そしてその中で~する」のように、前から意味を区切って訳します。- 例:This is the house / in which I lived. → これはその家です / その中で私は住んでいました。→ これは私が住んでいた家です。
- 関係詞節を先に訳して先行詞を修飾する方法:
まず「前置詞+関係代名詞」以下の節を訳し、それを先行詞にかけるようにします。- 例:This is the house in which I lived. → 私が住んでいた / 家です。→ これは私が住んでいた家です。
慣れてくると、どちらの方法でもスムーズに意味が取れるようになります。最初はゆっくりでもいいので、丁寧に訳す練習をしてみてください。
特に「前置詞+関係代名詞」の場合、前置詞が持つ元々の意味(場所、時、理由、手段など)を意識すると、より自然な日本語に訳しやすくなりますよ。
- the city in which I was born → 私が生まれた都市(その都市の中で生まれた)
- the day on which we first met → 私たちが初めて会った日(その日に初めて会った)
- the reason for which he was absent → 彼が欠席した理由(その理由のために欠席した)
よく使われる「前置詞+関係代名詞」のパターンと例文集
ここでは、日常会話や試験でよく目にする「前置詞+関係代名詞」の組み合わせを、例文と一緒に見ていきましょう。前置詞がどんな意味合いで使われているかに注目してみてくださいね。
in which (~の中で、~において)
「in which」は、場所、時間、状況などを表す先行詞と共に使われることが多いです。「~の中で」「~において」といった意味合いになります。
- The room in which we had the meeting was very spacious. (私たちが会議をした部屋はとても広々としていた。)
- 先行詞: The room (場所)
- 意味: その部屋の中で会議をした
- The year in which he graduated from college was 2010. (彼が大学を卒業した年は2010年だった。)
- 先行詞: The year (時間)
- 意味: その年に卒業した
- I found myself in a situation in which I had to make a quick decision. (私は迅速な決断を下さなければならない状況に置かれていることに気づいた。)
- 先行詞: a situation (状況)
- 意味: その状況において決断しなければならなかった
on which (~の上で、~に関して、特定の日に)
「on which」は、物理的な表面、特定の日付や曜日、議題などを表す先行詞と共に使われます。
- The table on which the vase is placed is an antique. (その花瓶が置かれているテーブルはアンティークだ。)
- 先行詞: The table (表面)
- 意味: そのテーブルの上に置かれている
- Do you remember the day on which we first met? (私たちが初めて会った日を覚えていますか?)
- 先行詞: the day (特定の日)
- 意味: その日に会った
- The issue on which they couldn’t agree was about the budget. (彼らが合意できなかった問題は予算についてだった。)
- 先行詞: The issue (議題)
- 意味: その問題に関して合意できなかった
at which (~で、~において、~の点で)
「at which」は、特定の場所、時間の一点、割合、速度などを表す先行詞と共に使われます。
- The hotel at which we stayed was near the beach. (私たちが滞在したホテルはビーチの近くだった。)
- 先行詞: The hotel (特定の場所)
- 意味: そのホテルで滞在した
- The exact moment at which the accident happened is unknown. (その事故が起こった正確な瞬間は不明だ。)
- 先行詞: The exact moment (時間の一点)
- 意味: その瞬間に起こった
- The speed at which he was driving was dangerous. (彼が運転していた速度は危険だった。)
- 先行詞: The speed (速度)
- 意味: その速度で運転していた
for which (~のために、~の理由で)
「for which」は、目的や理由を表す先行詞と共に使われます。
- The purpose for which this tool was designed is to open cans. (この道具が設計された目的は缶を開けることだ。)
- 先行詞: The purpose (目的)
- 意味: その目的のために設計された
- She explained the reason for which she was late. (彼女は遅刻した理由を説明した。)
- 先行詞: the reason (理由)
- 意味: その理由で遅刻した
with whom/which (~と一緒に、~を使って、~に対して)
「with whom/which」は、人や物、道具、感情などを表す先行詞と共に使われます。
- The colleagues with whom I work are very supportive. (私が一緒に働いている同僚たちはとても協力的だ。)
- 先行詞: The colleagues (人)
- 意味: その同僚たちと一緒に働く
- This is the pen with which I signed the contract. (これは私が契約書に署名したペンだ。)
- 先行詞: The pen (物・道具)
- 意味: そのペンを使って署名した
- The patience with which she handled the difficult customer was admirable. (彼女がその難しい顧客に対応した忍耐強さは称賛に値した。)
- 先行詞: The patience (感情・態度)
- 意味: その忍耐強さをもって対応した
to whom/which (~へ、~に対して)
「to whom/which」は、方向や対象を表す先行詞と共に使われます。
- The person to whom I sent the email has not replied yet. (私がメールを送った相手はまだ返信がない。)
- 先行詞: The person (人)
- 意味: その人へメールを送った
- The university to which she applied is very famous. (彼女が出願した大学はとても有名だ。)
- 先行詞: The university (場所・組織)
- 意味: その大学へ出願した
from which (~から)
「from which」は、起源や出発点を表す先行詞と共に使われます。
- The country from which this coffee comes is Brazil. (このコーヒーの原産国はブラジルです。)
- 先行詞: The country (場所・起源)
- 意味: その国から来る
- The window from which I saw the beautiful view was large. (私がその美しい景色を見た窓は大きかった。)
- 先行詞: The window (場所・視点)
- 意味: その窓から見た
by which (~によって、~のそばに)
「by which」は、手段、方法、行為者(受動態の場合)、近接を表す先行詞と共に使われます。
- The method by which he solved the problem was innovative. (彼がその問題を解決した方法は革新的だった。)
- 先行詞: The method (手段・方法)
- 意味: その方法によって解決した
- The bridge by which we crossed the river was old. (私たちが川を渡った橋は古かった。)
- 先行詞: The bridge (近接・通過点)
- 意味: その橋を通って/のそばを通って渡った
注意!「前置詞 + that」は原則NG!
何度も言いますが、関係代名詞「that」の直前に前置詞を置くことはできません。前置詞を使いたい場合は、「which」(人以外の場合)や「whom」(人の場合)を使うか、前置詞を節の最後に回して「that」を使うようにしましょう。
例:the house in which I live / the house which I live in / the house that I live in はOKですが、the house in that I live はダメですよ!
関係副詞との書き換えもチェック! (when, where, why)
「前置詞+関係代名詞」の組み合わせの中には、関係副詞(when, where, why)に置き換えられるものがあります。関係副詞を使うと、文がよりスッキリとして簡潔になることがあります。
- 時を表す「前置詞 + which」 → when
- the time at which … → the time when …
- the day on which … → the day when …
- the year in which … → the year when …
例文:
I remember the day on which we first met. (私たちが初めて会った日を覚えている。)
→ I remember the day when we first met.
- 場所を表す「前置詞 + which」 → where
- the place in which … → the place where …
- the city at which … → the city where … (※前置詞は文脈による)
- the house on which … → the house where … (※屋根の上など特殊な場合以外はあまりない)
例文:
This is the park in which I often played as a child. (これは私が子供の頃よく遊んだ公園だ。)
→ This is the park where I often played as a child.
- 理由を表す「for which」 → why (先行詞が the reason の場合)
- the reason for which … → the reason why …
例文:
Tell me the reason for which you were absent yesterday. (昨日あなたが欠席した理由を教えてください。)
→ Tell me the reason why you were absent yesterday.
関係副詞を使うとスッキリ!でも意味は同じだよ。
「前置詞+関係代名詞」と関係副詞は、意味は基本的に同じです。どちらを使っても構いませんが、関係副詞の方がより口語的で簡潔な印象を与えることが多いですね。ただし、いつでも置き換えられるわけではないので注意が必要です。例えば、先行詞が具体的な「物」を指していて、その「物」に対して前置詞がかかっている場合は、簡単には置き換えられません(例:the box in which the toys are kept → この場合は the box where the toys are kept とはあまり言いません)。
「前置詞+関係代名詞」は、最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つの前置詞が持つイメージと、関係代名詞の基本的な役割を組み合わせれば、必ず理解できるようになります。焦らず、たくさんの例文に触れて慣れていくことが大切ですよ!

うわー、前置詞との組み合わせって、こんなにパターンがあるんですね…。でも、関係副詞に置き換えられるのは便利かも!
まとめ
今回は、英語学習の大きな壁の一つとも言える「関係代名詞」、そして特に苦手意識を持つ人が多い「前置詞+関係代名詞」について、詳しく解説してきました。最後に、今回のポイントをまとめておきましょう!
- 関係代名詞の主な役割は、2つの文を1つに繋ぎ、前の名詞(先行詞)を詳しく説明することです。名詞を修飾する形容詞節を作ります。
- 使う関係代名詞は、先行詞が「人」か「人以外」か、そして関係代名詞節の中でどんな働き(主格・所有格・目的格)をするかによって変わります。
- 「that」は便利な関係代名詞ですが、前置詞の直後やコンマの後では使えないなどの制限があります。
- 「前置詞+関係代名詞」は、元の2つの文で、関係代名詞になる名詞が前置詞と一緒に使われていた場合に登場します。
- 前置詞は、関係代名詞の直前に置くか、関係代名詞節の最後に残すことができます。ただし、関係代名詞が「that」の場合は、前置詞を直前に置くことはできません。
- 「前置詞+関係代名詞」の特定の組み合わせ(時、場所、理由を表すもの)は、関係副詞(when, where, why)に置き換えられることがあります。
- 目的格の関係代名詞は、省略されることが多いです。「前置詞+関係代名詞」の場合、前置詞が節の最後に残っていれば、関係代名詞(which/whom/that)は省略可能です。
関係代名詞を使いこなせるようになると、より自然で、より複雑な情報を伝えることができるようになります。英語の表現力が格段にアップするのを実感できるはずです。最初は難しく感じるかもしれませんが、この記事で紹介したポイントや例文を何度も見返して、少しずつ自分のものにしていってくださいね。応援しています!

なんだか、関係代名詞と仲良くなれそうな気がしてきました!たくさん練習します!
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